宏福商事、DISとの新しいパートナーシップでACR40Uを導入
東京都荒川区に本社を置く宏福商事合同会社は、国内最大級のIT流通ディストリビューターであるダイワボウ情報システム株式会社(DIS)と新たなディストリビューター契約を締結しました。この契約により、宏福商事はACR40Uという新しい接触式スマートカードリーダーの販売を開始します。この製品は、特にビジネス向けの市場をターゲットにしており、さまざまな業界のニーズに応えることが期待されています。
ACR40Uの特徴と機能
ACR40Uは、コンパクトながら高性能を誇るスマートカードリーダーライタです。USBインターフェースを採用し、ISO 7816規格に準拠したさまざまなタイプのスマートカードをサポートしています。これにより、T=0やT=1プロトコルに対応するマイクロプロセッサカードや市場に流通するさまざまなメモリカードとの互換性が確保されています。
本製品は2つのLEDインジケーターを搭載しており、カードの状態やリーダライタの動作状態を一目で確認できます。また、ファームウェアのアップグレード機能やデバイス側のユーザーデータストレージも搭載し、さまざまなビジネスシーンにおける利用が可能です。さらに、ACR40UはCCID、PC/SC、Microsoft WHQLの基準を満たしており、Windows、Linux、macOS、iOS、iPadOS、Androidなどのさまざまなオペレーティングシステムに対応しています。
USBインターフェースはA型とC型の2種類から選べるため、幅広いデバイスとのシームレスな接続が可能です。この機能性と利便性が、ACR40Uの大きな魅力の一つです。
DISとの取引開始により広がる可能性
宏福商事がDISとの結びつきを強めたこれにより、約19,000のパートナー企業を通じた全国規模での展開が現実のものとなります。DISが運営するBtoB向け電子商取引システム「韋駄天」においてもACS社のカードリーダーやFIDOセキュリティキーの取り扱いが開始され、より多くの企業に提供されることになります。これにより、パソコン周辺機器やITデバイスがより手に入れやすくなり、業界全体のIT環境の向上が期待されます。
ACSについて
Advanced Card Systems Ltd.は1995年に設立され、アジア太平洋地域でトップクラスのPCリンクスマートカードリーダーのサプライヤーとして認識されています。ACSは、さまざまな高品質なスマートカードリーダーや関連製品を開発し、世界中の100ヶ国以上に製品を供給しています。特に、異なる産業におけるスマートカードのアプリケーションに導入しやすいシステムの構築が求められており、ACSはこのニーズに応えられる技術・ノウハウを持つ企業です。
利便性の高い製品をラインナップしているACSは、今後も新たな技術や製品を開発し、世界の顧客ニーズに応えていくことでしょう。今回の宏福商事との提携により、ACR40Uは新たな市場での可能性を広げ、業界に新しい風を吹き込むことが期待されています。
会社概要
宏福商事合同会社は、貿易業を営む企業であり、ACS製品の正規総合販売代理店でもあります。今後の展開に目が離せません。
【会社情報】
- - 本社所在地:〒116-0011 東京都荒川区西尾久6-13-6-A103
- - 設立:2018年12月
- - URL:宏福商事合同会社
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