日本セキュリティ大賞2025がついに応募受付開始
一般社団法人日本デジタルトランスフォーメーション推進協会は、本年度の「日本セキュリティ大賞2025」の応募を開始しました。このアワードは、優れたセキュリティ対策を実践する企業や組織を評価し、日本全体のセキュリティレベルを向上させることを目的としています。
開催の背景
近年、様々な業界でデジタル化が進んでおり、それに伴ってセキュリティの重要性がますます高まっています。変化の激しい時代では、セキュリティは単なるコストではなく、企業が顧客や社会に選ばれるための戦略的要素となっています。しかし、優れたセキュリティへの取り組みは通常見えにくいため、評価される機会が少ないのが現状です。
そこで、日本セキュリティ大賞は、企業や団体のセキュリティガバナンスや人材育成の取り組みを可視化し、それを称賛することで、現場で奮闘するチームの士気を高め、社内外にその価値を示す「信頼の証」を創出することを目指します。受賞事例の共有は、社会全体のセキュリティレベル向上にも寄与します。
募集概要と応募期間
応募の受け付けは2025年6月18日から2025年8月22日まで行われます。この期間内にエントリーシートを提出することで応募が完了します。
応募対象
応募対象は、優れたセキュリティ対策や人材育成、支援サービスを実施する企業、行政機関、教育機関、各種団体となっています。どのような組織でも、自らの取り組みを応募するチャンスがあります。
募集部門
1.
セキュリティ対策・運用部門
優れたセキュリティ対策を実現している企業や団体を表彰します。明確なコミットメントと体制を整備し、実績を上げているところにフォーカスを当てます。
2.
セキュリティ人材育成部門
企業全体のセキュリティ意識を向上するために寄与する取り組みを行った組織が評価されます。人材育成に関する先進的なアプローチを持つ企業が対象です。
3.
セキュリティ運用支援部門
他組織のセキュリティ強化に貢献する支援サービスや具体的な事例が評価され、支援サービスの質を高めることを目的としています。
スケジュール
- - 2025年6月18日(水):募集開始
- - 2025年8月22日(金):エントリーシート提出締切
- - 2025年9月上旬:審査結果通知
- - 2025年11月13日(木):表彰式
審査員について
審査員には、情報セキュリティの第一線で活躍する専門家が名を連ねます。具体的には、桑名栄二氏(情報セキュリティ大学院大学 学長)、桑原義幸氏(日本電気株式会社 エグゼクティブストラテジスト)、杉山一郎氏(EY Japan Forensicsリーダー)、園田道夫氏(NICT ナショナルサイバートレーニングセンター長)など、著名な専門家が参加します。
応募方法
応募は公式ウェブサイトの専用フォームから可能です。この注意点として、自薦だけでなく他薦も受け付けていますので、周囲の優れた取り組みを知っている方もぜひ推薦してください。詳細については、公式サイトをご確認ください。
公式ウェブサイトはこちら
日本セキュリティ大賞は、セキュリティの重要性を高め、企業や組織が努力する姿勢を社会に広めるための重要なイベントです。優れた取り組みを持つ組織が評価されるこの機会をお見逃しなく!