開発生産性を称える「Findy Team+ Award 2025」、34社が受賞
2025年8月29日、ファインディ株式会社(東京都品川区)が主催する「Findy Team+ Award 2025」にて、開発生産性の優れた34社が表彰されました。このアワードは、戦略支援SaaS「Findy Team+」を通じて得られたデータをもとに、開発生産性スコアが特に高い企業を選出するものです。
Findy Team+とは
「Findy Team+」は、2021年のリリース以降、850社以上が利用しているプラットフォームで、GitHubやJiraなどの開発データを分析し、企業の開発生産性や開発者体験を可視化しています。それにより、企業のリソースを可能な限り最適化し、成果を上げることを目的としています。特に、生成AIの導入によって、革新的な開発作業を行うことが期待されています。
アワードの概要
今年で4回目となる「Findy Team+ Award」は、500社以上のエンジニア組織から34社を選出しました。受賞には「Organization Award」と「Best Practice Award」の2つの部門があり、開発生産性を特に高めている企業が対象です。また、「User Community Award」では、ユーザーコミュニティの発展に貢献した個人にも賞が授与されます。
表彰式では、参加企業から数々の最先端事例が紹介され、金融業界における開発基盤の再設計や、生成AIを利用した開発プロセスの効率化に関する事例が披露される予定です。
受賞企業の詳細
Organization Award
- - Small Division: 株式会社ドクターズプライム、株式会社ジャンボ、株式会社ミツカリなど
- - Medium Division: 株式会社GENDA、GMOメディア株式会社、メドピア株式会社など
- - Large Division: 株式会社朝日新聞社、株式会社出前館、ディップ株式会社など
- - Enterprise Division: 株式会社サイバーエージェント、DMM.com、フリー株式会社など
Best Practice Award
受賞した企業には、株式会社ADWAYS DEEEやファストドクター株式会社、株式会社カケハシなどが名を連ねています。これらの企業は、Findy Team+の活用を通じて先進的な開発生産性の改善を実践しています。
User Community Award
個人表彰では、名古屋で活動している松谷勇希氏や大阪で活動する小室貴史氏、ourly株式会社の土橋展之氏が受賞しました。彼らはそれぞれのコミュニティでの積極的な活動を通じて、コミュニティの発展に貢献したことで評価されました。
今後の展望
ファインディ株式会社は、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」という理念のもと、今後もエンジニア組織のパフォーマンス向上とその支援を続けていく方針です。新しい開発ツールやプロセスの改善を継続的に実施し、エンジニアがより良い環境で働きやすい場を提供することを目指しています。
2021年10月の正式リリース以来、エンジニア組織の生産性向上に寄与し続ける「Findy Team+」。これからも多くの企業へのインパクトを期待したいところです。