ベトナム北部に新たな物流拠点が誕生、セムコープ ロジスティクスパークが竣工
ベトナム北部の物流革命、セムコープ ロジスティクスパークの竣工
阪急阪神不動産株式会社と株式会社シーアールイーが、シンガポールのセムコープ デベロップメント社と共同で進めていた、ベトナム北部の物流不動産「セムコープ ロジスティクスパーク（トゥイグエン）」がついに竣工しました。このプロジェクトは、ベトナムの物流業界に新しい風を吹き込むことが期待されています。
プロジェクトの概要
「セムコープ ロジスティクスパーク」は、北部のハイフォン市に位置し、約23,000平方メートルの敷地に地上2階の倉庫が建設されています。この物流施設は、1棟あたり約20,000平方メートルの賃貸面積を持つ、竣工済みの倉庫の中で過去最大のスケールを誇ります。
目指す物流の拠点として
セムコープ ロジスティクスパークは、ベトナムのVSIPハイフォン複合都市・工業団地内に位置し、港や空港にも近接しているため、広域物流の拠点として非常に便利な立地です。この場所は、首都ハノイとも主要な道路で結ばれており、アクセスの良さが求められる現代の物流において非常に重要なポイントとなっています。
物流不動産市場への寄与
本物件の完成により、ベトナム国内での竣工済み物流不動産の総数は12棟に達し、その賃貸面積は約16万平方メートルとなります。さらに、2026年には新たに5棟の倉庫が完成する予定で、総賃貸面積は約24万平方メートルに達する見込みです。
地域経済の促進
このプロジェクトは、ベトナム・シンガポール両政府の支援のもと、質の高いカスタマーサービスと充実した設備が整った工業団地で開発されました。これにより、地域の経済や雇用の促進に寄与することが期待されています。物流不動産の開発は、現地企業や国際的な企業にとっても大きなビジネスチャンスをもたらすでしょう。
阪急阪神不動産およびシーアールイーの役割
阪急阪神不動産株式会社は、オフィスや商業施設の賃貸業、不動産開発を手掛ける企業であり、その地道な取り組みが今回のプロジェクトに大きく寄与しています。株式会社シーアールイーも、物流施設の賃貸や管理、開発において高い専門性を有し、成功に貢献しています。
今後の展望
セムコープ ロジスティクスパークは、ベトナムの物流環境を革新し、今後の発展に貢献する重要な施設となることでしょう。物流業界が成長し続ける中、この施設がどのように活用されていくのか、引き続き注目されるところです。
会社情報
- 会社名
- 阪急阪神不動産株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区芝田一丁目1番4号阪急ターミナルビル内
- 電話番号
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