宮古島アニマルレスキュー
2019-01-15 16:00:16

宮古島アニマルレスキューが新たなシェルター設立へ向けてクラウドファンディングを開始

宮古島アニマルレスキューが新たなシェルター設立へ向けてクラウドファンディングを開始



宮古島アニマルレスキューチーム(MART)が新たにシェルターの設立を目指し、クラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、保護された犬や猫たちをより良い環境で生活させるための重要な一歩です。現シェルターには約70頭の犬と30匹の猫が生活していますが、既にキャパシティを超えており、今後の活動継続が困難な状況が続いています。

新シェルター「Miyakojima 1_2 Park」の設立


現在、MARTは新たな施設「Miyakojima 1_2 Park」(みやこじま わんつー ぱーく)の建設を進めています。この施設は、犬と猫たちが快適に過ごせるシェルターだけでなく、カフェやキャンプ場、リユースショップを併設し、地域のコミュニティスペースとなる予定です。新シェルターでは、約80頭の犬と50匹の猫の収容が可能で、ドッグランやシャンプールームなども設けられる予定です。

資金の使途としては、シェルターの建設費用だけでなく、80頭分のケージの設置やドッグランの整備資金として活用されます。これにより、より多くの犬や猫たちがより良い環境で生活できるようになります。

代表の思い


代表の中原絵梨奈さんは、「私たちは、人と動物が共生できる社会を目指しています。最終的な目標は、私たちのような活動団体が必要とされない社会を実現することです」と語ります。最初は16頭から始まった保護活動ですが、現在では許容数をはるかに超える頭数の動物たちを抱えており、彼女はその負のスパイラルから脱却するための新たな取り組みとして、このシェルターを設立することを決意しました。

実施する取り組み


「Miyakojima 1_2 Park」では、以下のような取り組みを予定しています:
1. 保護犬・猫が生活するシェルター
従来のシェルター機能を継続し、犬や猫の健康チェックや日常の世話を行います。また、保護犬専用の動物病院も新たに開設予定です。
2. 譲渡会や啓発活動
地域社会への譲渡会を通じて、保護動物と人々の出会いの場を提供し、また宮古島における動物保護の重要性を広める啓発活動も行います。
3. カフェ・リユースショップの運営
カフェやリユースショップの収益を、保護犬・猫たちの生活支援に充てます。

現状の課題と未来のビジョン


宮古島では、年間300頭以上の犬が保健所に収容されていますが、その数は年々横ばいです。中原さんは、「避妊・去勢プロジェクトや、譲渡率を高めるためのトレーニングなどの新たな取り組みを通じて、これからも犬や猫たちの幸せを築いていくことが必要です」との思いを強く持っています。

今後の活動に向けて、皆さまからのご支援をお待ちしております。特に犬や猫が好きな方、宮古島の地域活動に興味を持たれている方には、ぜひクラウドファンディングの参加を検討していただきたいです。あなたの力で、多くの動物たちの未来を変えることができます。

まとめ


宮古島アニマルレスキューチームの新シェルター設立プロジェクトは、動物たちの明るい未来を築くための重要な取り組みです。クラウドファンディングを通じて、地域の人々が一緒に力を合わせて動物保護に取り組む様子が期待されています。皆さまの温かい支援が、彼らにとって大きな力となるでしょう。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人KATZOC
住所
神戸市灘区大石東町5-2-5大石ファーストビル2階
電話番号
078-802-0020

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。