ダンス・リダイレクション2025
2025-05-26 11:43:34

未来のダンスアーティストを育てる「ダンス・リダイレクション2025」始動

ダンス・リダイレクション2025の魅力



彩の国さいたま芸術劇場では、ダンスの新たな才能を育てるためのプロジェクト「ダンス・リダイレクション2025」が始まります。このプログラムは、もともと海外で活躍するダンサーや振付家の作品を基にしたワークショップを通じて、参加者が各自の表現を深める機会を提供するものです。特に目を引く夏期集中セッションでは、国内外で多彩に活動する舞踊家、島崎麻美氏が中心となり、身体表現の境界を超えることに注力します。

プログラムの詳細



プログラムは多岐にわたる内容が予定されています。まず、6月18日にはアクラム・カーンの『ジャングル・ブック』をテーマにしたレパートリーワークショップが開催されます。アクラム・カーンは、コンテンポラリーダンスと北インド古典舞踊「カタック」を融合させた独自のスタイルで知られており、今回の作品でも気候変動をテーマに新たに再解釈を加えています。

ワークショップでは、身体のアーティキュレーションを高めるウォームアップから始まり、個々のエネルギーと集合的なエネルギーを結びつけながら振付を体験します。また8月の集中セッションでは、日常の言葉や出来事を動きで表現することを目指し、エッセンシャルムーブメントクラスを通じて新たな身体表現に挑戦します。

講師とゲスト



この夏期集中セッションには、島崎麻美氏の他に、落語家の柳家花緑もゲスト講師として参加し、「ユーモア」の創作に対する影響について学ぶ貴重な機会を提供します。さまざまなリサーチと実践を通じてテクニックにとらわれない新たな動きの探求が期待されており、最終日には成果発表としてショーイングも予定されています。

参加要項



「ダンス・リダイレクション2025」は、身体表現に関わる多様なアーティストやクリエイターを対象にしており、特に16歳から40歳までのダンサーや振付家が応募可能です。また、プログラムの参加者は、特定の条件が満たされる場合には割引や特典が受けられるため、多くの方々にとって参加しやすいやり方を目指しています。

登録アーティストも募集



さらに、ダンス・リダイレクションに登録することで、劇場主催公演やワークショップ、リハーサル見学の案内を受け取ることができる「登録アーティスト」も募集しています。こちらは特に定員を設けておらず、誰でも参加できるチャンスがあります。参加を希望する方は、彩の国さいたま芸術劇場の公式サイトから申し込むことができます。

このプログラムは、未来のダンス界を担うアーティストたちにとって、刺激を与える貴重な場となることが期待されており、ダンスに対する情熱を持つすべての人に向けた素晴らしい機会です。ぜひ足を運び、創作の未来を共に切り拓くこの冒険に参加してみてはいかがでしょうか。

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公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
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