シリア料理レストラン
2018-08-27 16:00:05
シリア料理レストランオープンへ、シェフの温かい想いと支援の呼びかけ
シリア料理レストラン「Nazem」のオープンを目指す
シリア内戦の影響で、故郷を失った人々は今なお多くの困難に直面しています。約510万人のシリア難民が新たな居場所を求めて世界をさまよっていますが、そんな中、シリア人シェフのNazem(ナーゼム)さんが日本で新たな挑戦を行います。彼の手がけるシリア料理レストラン「Nazem」をオープンさせるためのクラウドファンディングがスタートしました。
シェフのバックグラウンド
55歳のナージェムさんは、シリアの一流ホテルでシェフとして長年の経験を積んできました。しかし、内戦によって故郷を追われ、ドバイでの生活を経て、家族と共に日本にやってきました。日本では新たな挑戦をすることに決意を固め、シリア料理の魅力を広めるレストランのオープンを目指しています。
プレオープン情報
「Nazem」は2018年9月4日から9月8日まで、東京都港区のAOYAMA TERRACEでプレオープンします。ランチタイムのみの営業となりますが、今後の展望として、徐々に開催期間を拡大する予定です。日本でのシリア料理の認知度を高め、新たな食文化を広めるための第一歩となるでしょう。
クラウドファンディングの目的
「Nazem」のプレオープンに向けて、クラウドファンディングプラットフォームCAMPFIREで支援を募っています。目標金額は300,000円で、支援者には特別なリターンが用意されています。このプロジェクトは、シリア文化を広め、難民支援につながる大切な取り組みです。
テック・メス・ライフの理念
プロジェクトを推進するテック・メス・ライフ株式会社の代表取締役である森川智貴さんは「多くの人にシリア料理を体験してもらいたい」と語ります。料理という共通の食文化を通じて、シリアに対する関心や理解を深めてほしいという願いが込められています。
日本に住むシリア難民の多くは、言葉の壁に直面しており、仕事を探すことが簡単ではありません。このプロジェクトは、シリア人シェフがその能力を生かす場を提供し、地域社会との交流を促進します。
今後の方向性
「Nazem」は、シリア料理のプレオープンに続き、継続的に営業を行う予定です。また、シェフと共に働くスタッフも募集しており、今後さらに多くの方にシリア料理の魅力を知ってもらえる機会を提供します。
「Nazem」のオープンは、ただのレストラン開店ではなく、シリア難民の支援や異文化理解を深める場にもなるのです。
皆さんも、この自立への第一歩を支援し、シリア料理を楽しむ機会を手に入れてみませんか。
まとめ
シリア料理の魅力が詰まった「Nazem」は、ただの料理を楽しむだけでなく、背景にある文化や人々の物語を知る貴重な体験を提供します。
私たちの食文化を豊かにし、新たな視点をもたらしてくれるシリア料理。ぜひ、あなたもこの取り組みに参加し、支援の輪を広げてください。
詳細は、クラウドファンディングのページやSNSを通じて確認してください。
会社情報
- 会社名
-
テック・メス・ライフ株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門5-3-9ゼルコーバファイブ302
- 電話番号
-
080-3082-0146