SATORU SASAKIの2025秋冬コレクション発表
2025年3月20日、東京で行われたSATORU SASAKIの秋冬コレクションが華やかに発表されました。このシーズンのテーマは「PRIMITIVE FUTURE」。このテーマにはアーティストであるMARK ROTHKOからインスピレーションを受け、原始的で根源的な美しさを表現したいという意図が込められています。
特に注目したいのは、ランウェイのメイクアップを手掛けた日本のメイクアップアーティストブランド「RMK」のアーティストたちです。彼らは、コレクションのテーマに沿ったメイクアップを通じて、モデルたちの本来の魅力を引き出そうとしました。メイク感を抑え、それぞれのモデル自身の個性や美しさを強調する方法で、今シーズンのメイクアップスタイルが創り上げられました。
メイクアップの詳細
FACE:
ファンデーションは極力控えめにし、必要な部分だけをカバーしながらも、より自然でマットな肌に仕上げることがテーマです。チークを使う代わりに、陰影を活かして立体感を出しながら、モデルの持つ個性を際立たせるように心掛けられました。使用されたアイテムには、RMKのリファイニング ポアレス スキン ベースやリクイドファンデーションフローレスカバレッジ、さらにはエアリータッチ フィニッシングパウダーなどがあります。
EYE:
目元では、まつげの内側に影を仕込み、自然な輪郭を際立たせるテクニックが使われました。これによりモデルの目元は、個性的でありながら自然な美しさを放ちます。また、ツヤを抑えた毛流れの眉が、目もとのラインを繊細に主張します。使用されたアイテムは、RMKのアイディファイニングペンシルやアイブロウペンシル、フェザーウィスプマスカラが選ばれました。
LIPS:
唇は肌の延長として、自然な質感を強調することが意図されています。ニュートラルな色合いが、静かでありながら存在感を持つ口元を演出しました。使用アイテムには、RMKのリップベースライナーとマットリップカラーが含まれています。
このように、RMK帰属のアーティストたちが手がけたメイクアップによって、SATORU SASAKIの秋冬コレクションはより一層魅力的に仕上がりました。それぞれのモデルの個性を引き立てつつ、テーマに忠実な表現をしたアプローチが印象的でした。
まとめ
このコレクションは、私たちが持つ本来の特性や魅力を再発見するような体験を提供してくれます。時代を超えたシンプルさと美しさを兼ね備えたスタイルは、現代のファッションに新たな風を吹き込むこと間違いありません。今後のファッションシーンにおいて、SATORU SASAKIとRMKのコラボレーションがどのように進化していくのか、注目が高まります。