ジム入会の重要ポイントを調査した結果
フィットネス関連の情報を提供する「ぷれすた」を運営する株式会社ランシンクは、ジムやヨガ、ピラティススタジオに通った経験のある521名を対象に、ジム入会の目的や選び方に関する意識調査を実施しました。この調査では、ジム入会の目的や選び方のポイント、さらには入会後の退会理由などが浮き彫りになりました。
調査概要
- - 調査タイトル: ジム・ヨガ/ピラティススタジオの入会や選び方に関する実態調査
- - 調査期間: 2023年12月22日(金)~2023年12月26日(火)
- - 調査方法: フィットネスメディア「ぷれすた」の読者およびインターネット調査
- - 調査人数: 521人
- - 実施会社: 株式会社ランシンク
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目的別のジム通い
調査結果によれば、ジムへの入会目的で最も多いのは「ダイエット/ボディメイク」で、全体の42.2%の人がこの目的を挙げています。次いで「不調改善/健康維持」が24.8%、そして「筋トレ」の15.2%という結果に。特に、体型や健康に関する悩みを解消するためにジムを利用する人が多いことが明らかになりました。これは現代社会における健康意識の高まりを反映していると言えるでしょう。
ジム選びはWeb検索が主流
ジムを選ぶきっかけについては、40.9%が「Web検索」であると回答。その次に「知人の紹介」が25.5%、「チラシやDM」が13%という結果でした。ネットの普及により、情報収集が容易になったことで、こうした結果が出たのでしょう。このことは、フィットネス業界においてもローカルマーケティングの重要性が再認識される要因となっています。
料金と立地が最重要因子
ジム選びで最も重視されるポイントは「料金」で83.1%、次いで「立地/アクセス」が78.1%という結果です。特に、入会する際には48.9%が「料金」を最重要視しており、約75%の人が「料金」と「立地」を重視していることから、料金の手頃さや通いやすさが継続的な通いを左右することがわかります。これにより、ジム事業者は企業の運営戦略に注力する必要があるでしょう。
体験なしでの入会
意外にも、約3人に1人は「体験や見学をしないまま入会を決めた」と回答しました。これは事前の試用期間なしにジムが選ばれることを示しており、利便性が評価されています。
ジム退会の理由
退会理由としては、最も多かったのが「忙しくて通えなくなった」という回答で26%。次いで「めんどくさくて続かなくなった」が25%。これは仕事やプライベートの都合により、通うことができないという現実を反映しています。また、環境の変化(転勤や妊娠)も大きな要因です。
まとめ
今回の調査で、ダイエットや健康維持を目的にジム入会を検討する人が多く、選び方の要素として料金と立地が圧倒的に重要であることが判明しました。この結果をもとに、株式会社ランシンクはフィットネス事業者への支援を更に強化し、業界の動向に合わせたサービスを提供していく考えです。これにより、今後も定期的な実態調査を行い、フィットネス業界のニーズを把握していく予定です。