沖縄の新宅配サービス
2020-11-19 10:20:01

沖縄の味を一緒にお届け!新たな共同宅配サービス『出前市場』とは

沖縄の新たな食文化を支える『出前市場』の魅力



沖縄県では、地域の商店街を活性化するために、日本初の非営利型共同宅配サービス『出前市場』が始まりました。このサービスは、沖縄の名物や新鮮な食材を自宅で手軽に楽しみたい方々に向けて、市場周辺の店舗から多様な商品をまとめて届けるという全く新しい試みです。

地域を支え合う共同宅配サービス



『出前市場』は、食事だけでなく、お肉や野菜、お味噌、日用品まで、地域の商店街から多くの商品を一度の注文で届けることができるのが特徴です。このシステムは、個々の商店が単独で宅配サービスを行うことが難しい中、共同で運用することでコスト削減を実現しています。商品が売上を上げるたびに、販売金額の10〜20%がシステム料として徴収され、その収益を配達員の給与に回します。

このシステムによって、どの商店も固定費の心配なく、リスクを抑えて出店できることが可能になり、地域全体の売上が拡大することが期待されています。

注文から配達までの流れ



『出前市場』で特に魅力的なのは、利用者が地域の全ての参加店舗から自由に商品を選べる点です。例えば、昼食のためのランチボックスや夕食に必要なお惣菜、さらには肉や野菜、お味噌、日用雑貨もまとめてオーダー可能。注文された商品はすべてまとめて自宅まで届けられるため、外出せずに一度の注文で買い物を完結できます。

感染症対策が求められる時代にあって、このサービスは非常に便利な選択肢となるでしょう。また、現在は25店舗が参加しており、今後はさらに多くの商店が加わることが期待されています。

レインボー通り商店街の歴史



『出前市場』の基盤となっているのは、レインボー通り商店街です。この商店街は、旧第一牧志公設市場の西口に接する賑やかな場所であり、カラフルなオーニングが特徴です。過去には多くの観光客が訪れていましたが、2019年の市場の移転や2020年の新型コロナウイルスの影響で店舗には大きな打撃がありました。この困難を乗り越えようと、地元住民たちが集まり『出前市場』を立ち上げました。

観光客の数は最近少しずつ戻りつつありますが、依然として客足は以前の水準には達していません。地域の再生を図るためには、この取り組みが重要な役割を果たすことが期待されています。地元メディアでも取り上げられるようになり、少しずつ認知度が高まってきました。

支援のお願い



『出前市場』は非営利型のサービスとして運営されており、資金は運営費や加盟店舗の拡大、広告費、人件費などに使われます。今後もより多くの商店が参加し、地域の活性化を図るために、皆様のご支援を心よりお願い申し上げます。

詳しくは、こちらのプロジェクトページをご覧ください。サービスの詳細は、出前市場の公式サイトをご確認ください。

会社情報

会社名
株式会社出前市場
住所
沖縄県那覇市松尾二丁目11番11号
電話番号

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