日本高圧電気の環境対策
2024-02-20 14:00:02

日本高圧電気、工場にソーラーカーポート設置で環境貢献!再生エネルギー事業拡大へ

日本高圧電気、自社工場にソーラーカーポート設置で環境貢献!再生エネルギー事業本格化



愛知県大府市に本社を置く配電機器メーカー、日本高圧電気株式会社が、大きな一歩を踏み出しました。同社は、自社工場の従業員・来客用駐車場にソーラーカーポートを設置し、太陽光発電システムの運用を開始したのです。この取り組みは、単なる環境対策にとどまらず、同社の再生可能エネルギー事業における積極的な姿勢を象徴する出来事と言えるでしょう。

年間約133トンのCO2排出削減に貢献



今回設置されたソーラーカーポートは、年間約290MWhもの電力を発電。その電力は、工場内で自家消費されるため、電力購入コストの削減だけでなく、年間約133トンの温室効果ガス排出削減にも繋がります。これは、地球環境保全への貢献という点でも大きな成果と言えるでしょう。

ベトナム大手メーカーHaweeP&T社製キュービクルを採用



発電システムの心臓部とも言えるキュービクルには、日本国内販売の独占契約を締結したベトナムの大手盤メーカー、HaweeP&T社の製品が採用されています。日本高圧電気は2024年2月にHaweeP&T社との独占契約を締結。国際規格(IEC)に準拠した高品質な製品を、設計段階からの技術支援や出荷試験の立ち会いなど徹底した品質管理のもと提供しています。

ESG経営を推進、岡崎信用金庫よりサステナビリティ・リンク・ローン融資



このソーラーカーポート建設プロジェクトは、岡崎信用金庫から「ESGに関する高い目標を掲げ取り組まれている企業」として評価を受け、「おかしんサステナビリティ・リンク・ローン」による融資を受けて実現しました。これは、同社のESG経営に対する取り組みが金融機関からも高く評価されている証左と言えるでしょう。

再生可能エネルギー事業の更なる展開



日本高圧電気は、今回のソーラーカーポート設置を皮切りに、再生可能エネルギー事業の更なる展開を目指しています。今後は、製品の販売だけでなく、企画・設計から設置工事、メンテナンスまでをワンストップで提供する体制を構築していく計画です。

また、2024年2月28日(水)~3月1日(金)に東京ビッグサイトで開催される「スマートエネルギーWeek【春】2024スマートグリッド展」にも出展予定。同社の技術力や取り組みを直接見ることができる絶好の機会です。

日本高圧電気株式会社について



日本高圧電気株式会社は、愛知県大府市に本社を置く配電機器メーカーです。電力会社や鉄道会社を主要顧客とし、主力製品である高圧カットアウトは国内シェア50%以上を誇ります。20年以上前から再生可能エネルギー分野にも注力しており、HaweeP&T社製品以外にも、EATON社(オランダ)、G&W社(アメリカ)、華城電機社(台湾)などの製品を取り扱っています。

まとめ



日本高圧電気株式会社のソーラーカーポート設置は、環境保全への貢献、再生可能エネルギー事業への本格参入、そしてESG経営の推進という、多くの意味を持つ重要な一歩と言えるでしょう。同社の今後の展開に、ますます注目が集まります。

会社情報

会社名
日本高圧電気株式会社
住所
愛知県大府市柊山町8丁目288番地
電話番号
0562-45-5595

トピックス(経済)

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