和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは、2024年9月で「ジャイアントパンダ日中共同繁殖研究30周年」を迎えます。この30年間、多くのパンダファミリーの誕生と成長を見守ってきた同園は、感謝の気持ちを込めて、7月5日(金)~7月7日(日)の3日間、七夕をテーマにした特別イベントを開催します。
24年前の7月7日七夕の日、永明のお嫁さん候補として梅梅が来園したことから、パンダファミリーのしあわせと、関わるすべての人々のしあわせを願う「しあわせ計画」がスタートしました。この大切な日にちなみ、様々なイベントが企画されています。
パンダファミリーの末っ子「楓浜」への七夕プレゼント
イベント初日の7月5日(金)午前9時には、パンダファミリーの末っ子「楓浜」に、雪と氷で作った天の川、流れ星、笹飾りを贈呈します。この様子はアドベンチャーワールド公式SNSでライブ配信されます。
パンダバンブーアートに願いを込めて
園内では、竹を使ったアート作品「パンダバンブーアート」に七夕の短冊を飾るイベントが開催されます。今年の作品は、5,000本の竹を使用し、「人々と自然が繋がり、持続可能な未来を共に願う」という想いを込めて制作される予定です。
さらに、7月5日(金)午前9時15分からは、報道関係者向けのイベントとして、竹5,000本を使ったアート作品「Glimmering Hill(きらめく丘)」についての発表会が行われます。台湾アーティストの王文志が制作したこの作品は、和歌山県の連なる山々をイメージし、自然と人間のつながりを表現しています。
「パンダバンブーしあわせくじ」でしあわせを掴む
7月6日(土)と7日(日)には、パンダバンブーで制作されたくじ箱を使った「パンダバンブーしあわせくじ」が販売されます。くじの表面にはパンダたちのしあわせのお話がデザインされ、裏面にはパンダ飼育スタッフが描いた日中共同繁殖研究の歴史と七夕にまつわる「しあわせ計画」のお話がデザインされています。
オンラインイベントで「梅梅」の秘話を語る
7月7日(日)午後6時からは、オンラインイベント「梅梅からつながるストーリー」が開催されます。梅梅の飼育を担当していたスタッフが登場し、当時の秘話を語り、しあわせ計画を振り返ります。イベントは、パンダファミリーの末っ子「楓浜」の前からお届けし、未来へとつながるしあわせをみんなで描きます。
アドベンチャーワールドは、今回のイベントを通じて、ジャイアントパンダのしあわせと、日中共同繁殖研究の未来への発展を願っています。ぜひ、この特別なイベントに参加して、パンダファミリーの未来を一緒に祝ってください。