6月は全国で環境への意識が高まる「環境月間」として、多くの企業や団体がさまざまなエコ活動を展開します。その中でも特に目を引くのが、みちのくコカ・コーラボトリング株式会社が実施する「地球を守るエコな暮らし」プロジェクトです。会社は本社を岩手県盛岡市に置き、地域の自然環境を守ることを目的にしたこのプロジェクトは、環境保護と地域貢献を同時に実現するという新しい取り組みと言えるでしょう。
このプロジェクトは、6月1日からスタートし、対象製品の売上の一部が岩手県と秋田県の環境保護活動に寄付されます。具体的には、対象製品として『コカ・コーラ』『ジョージア』、そして『い・ろ・は・す』のブランドから選ばれた350~540ml入りのPETボトルがあり、その売上のなんと2%が環境関連の活動に活用されます。特に、リサイクルの推進や海ごみ対策への理解を深めるための啓発活動や、河川や海岸の清掃活動を行う団体への支援に充てられます。
プロジェクトの実施地域と具体的な内容
みちのくコカ・コーラボトリングは、プロジェクトを岩手県と秋田県の両地域で展開します。岩手県では、2025年6月1日から8月31日まで、いわて生活協同組合の各店舗が協力し、地域の環境保護活動への寄付を行います。この期間中に購入された対象製品の売上の一部が、そのまま地域の環境保護の活動資金となるのです。これにより、消費者は商品を購入することで直接的に環境保護活動を支援することができるといえます。
一方、秋田県ではより短い期間、2025年6月1日から6月30日まで、ユナイトホールディングス(いとく・タカヤナギ)のお店で対象製品を販売し、同様に寄付を行います。ここでもリサイクルや海ごみの対策に取り組む啓発活動が中心に進められます。
企業としてのビジョン
みちのくコカ・コーラボトリングは、青森県・岩手県・秋田県を事業エリアとし、その清涼飲料水を通じて地域に寄り添う企業であると自負しています。地域の人々の“前向き”で“ハッピー”なライフスタイルを実現するために、さまざまなビジネスを展開し、地域社会の発展に寄与することを企業の責任としています。コカ・コーラシステムの一員として、地元企業としての存在意義を果たすために、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいます。
この「地球を守るエコな暮らし」プロジェクトは、ただの一時的なキャンペーンではなく、地域に根ざした持続可能な取り組みの一環です。商品の販売を通じて環境保護が連携されることで、消費者にも環境意識の重要性が伝わり、より良い未来に向けた第一歩となることが期待されています。私たちもこういった活動に参加し、少しでも地球環境のために貢献できるよう努めていきたいものです。