千葉県南房総のお菓子が全国で名誉総裁賞を受賞！「さざえ最中」の魅力に迫る

千葉県南房総のお菓子が全国的に評価

2025年に開催された第28回全国菓子大博覧会・北海道において、千葉県南房総の和菓子専門店、株式会社盛栄堂の「さざえ最中」が名誉総裁賞を受賞しました。この受賞は、品質や独自性、地域性において極めて優れた製品に贈られるもので、特に栄誉ある称号です。

名誉総裁賞とは？

名誉総裁賞は、皇族が名誉総裁を務める全国菓子大博覧会における最高位の賞であり、毎回全国各地で開催されています。特に第28回の名誉総裁は三笠宮彬子女王殿下が就任されており、その影響もあって、受賞の重要性は一層増しています。この賞は、菓子の祭典であるだけでなく、日本の食文化を育んできた歴史を持つ場でもあります。

この菓子博は1911年に始まり、約4年ごとに行われている「お菓子のオリンピック」と称されるイベントです。

外務大臣賞を受賞した新商品

さらに、盛栄堂は「房総酪農ミルクッキー」で外務大臣賞も受賞しています。この商品は、コロナ禍の影響で学校給食が停止になったことで余った牛乳やバターを地域の酪農家と協力して作り上げたものです。千葉県南房総は歴史の中で酪農が発展してきた地でもあり、房総酪農牛乳とのコラボレーションは地域の特性を生かした商品となっています。

クッキーはサクサクした食感が特徴的で、たっぷりと練り込まれた牛乳の風味が口の中に広がります。

会社概要と店舗情報

株式会社盛栄堂は、大正3年に創業し、現在の4代目店主である長谷川浩司さんが店舗を引き継いでいます。彼は「TVチャンピオン和菓子職人選手権」に参加し、自らの技術を証明し、更なる品質向上に努めています。現在、常時40種類以上の和菓子が並び、観光地としても人気のある店舗です。

盛栄堂は、定休日の月曜日を除き、毎日9時から18時まで営業しています。

詳細な情報やお菓子の購入については、盛栄堂の公式ホームページをご覧ください。

千葉県南房総市で、伝統が息づく和菓子の世界にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。