札幌芸術祭授業開始
2025-08-29 10:48:12

札幌国際芸術祭が小中学校で新たな出前授業を展開

札幌国際芸術祭が小中学校で新たな出前授業を展開



2025年8月から札幌市内の小中学校で、斬新な理念のもと出前授業がスタートします。この授業は、札幌国際芸術祭(SIAF)と株式会社ワコムのコラボレーションによるもので、アートとテクノロジーの融合がテーマです。さらに、アートユニット「フジ森」との協力により、プログラミングを活用した授業も拡張されています。

プログラムの特徴


ワコムとの新しい出前授業



特に注目すべきは、ワコムと共同開発した「自分だけの新しいモンスターを作ってみよう~ワコム流アイデアワーク~」というプログラムです。この授業では、子どもたちがプロのクリエイターも使用する最新のペンタブレットを体験しながら、自らの発想を基にオリジナルモンスターを創作します。具体的には、カードをヒントにしてそのモンスターを描くという内容です。これにより、子どもたちは新しい考え方や多様な視点を学ぶことができます。

SIAFとワコムは、芸術祭の開催に合わせて一度きりの連携ではなく、今後も教育分野で持続的に協力していく計画です。アートとテクノロジーが交わるこの授業は、教育現場に新しい刺激を与えることでしょう。

フジ森とのコラボレーション



もう一つのプログラム、「プログラミングでアートにチャレンジ」では、アートユニットのフジ森が開発したウェブアプリケーションを使用します。子どもたちはプログラミングを通じて「自分だけの雪の結晶」や「自分だけの木」を作成することができます。このアプローチは、直感的な操作によって論理的思考と創造力を同時に育むことを目的としています。デジタル表現の楽しさに触れることができる良い機会です。

高評価を受けたプログラム



これらのプログラムは、子どもたちのための創造的な取り組みとして、すでに高い評価を得ています。特に、フジ森とSIAFの連名で受賞したキッズデザイン賞は、2年連続での受賞が実現しました。このプログラムには、2023年度に853名、2024年度には1,176名の子どもたちが参加し、その成果が展示される予定です。

実施スケジュール



出前授業は2025年8月末から11月にかけて、札幌市内の小中学校で実施されます。具体的な日程は以下の通りです:

  • - ワコム連携プログラム
- 9月8日(月)、9日(火):中央小学校(6年生)
- 9月10日(水):美園小学校(3年生)
- 11月25日(火):東白石小学校(6年生)
- 11月26日(水):八軒北小学校(5年生)
- 11月28日(金):みどり小学校(3年生)

  • - フジ森連携プログラム
- 8月29日(金):前田小学校(4年生)
- 9月2日(火):豊園小学校(4年生)
- 9月11日(木):清田緑小学校(6年生)
- 以降、多数の小中学校で予定されています。

まとめ



札幌国際芸術祭とそのパートナーたちによる出前授業は、子どもたちに新しい学びの形を提供します。この取り組みが、未来のクリエイターたちに多くのインスピレーションを与えることでしょう。興味のある方はぜひ公式サイトを訪問して、最新情報をご確認ください。


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会社情報

会社名
札幌市
住所
北海道札幌市中央区北1条西2丁目
電話番号
011-211-2111

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