近年、企業のWebサイトはさまざまな部門によって運営され、それぞれ別々の制作会社が絡むことが多くなっています。このような複雑な体制では、ウェブサイトの更新が煩雑化し、特に共通要素の修正が大きな悩みの種となります。例えば、ヘッダやフッタ、グローバルナビゲーション、ドロップメニューといった基本的な要素の更新は、各部門の関係者や外部エンジニアとの調整が必要であり、時間やコストがかかるのが現実です。
そこで、野村インベスター・リレーションズは新しいサービス「グロナビ管理 on ShareWith®」をリリースしました。このサービスは、複数の部門で散発的に管理されているウェブサイトの共通要素を一括管理することを可能にします。具体的には、ヘッダやフッタ、緊急告知エリア、共通バナー、クッキー同意パネルなどの要素を、ShareWith®を通じて効率良く更新することができます。
この新サービスの登場により、企業のWeb管理者は煩雑な依頼や調整作業から解放され、迅速なサイト管理が実現します。特に、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する上で、このような一括管理は不可欠です。従来はページの増減や移動ごとに、各部門の担当者と連携し、外部エンジニアと調整を行う必要がありました。このプロセスは多大な時間と工数を要し、迅速な修正を妨げる要因となっていました。
「グロナビ管理 on ShareWith®」では、以下のような機能が提供されています:
- - 他の部門と共有できる編集機能
- - 承認ワークフローの実装
- - タイマー設定によって特定の期間に応じた変更が可能
さらに、セキュリティ面でも安心です。常時SSL化が施され、トラフィック対策も整っています。また、デザインに関しても自由度が高く、レスポンシブWebデザインにも対応しているため、多様なデバイスでの利用に対応しています。
2020年4月からの提供が予定されており、料金については個別に見積もりが必要です。企業がDXを進める中で、複数サイトを運営するニーズは高まっており、この新しい管理ツールがその課題を解決する手助けとなるでしょう。
最後に、「ShareWith®」全体のサービスは、企業が持つ広報・IR・採用・ESG・製品といった多様な部門での運営課題に幅広く対応しています。2017年からサービスが開始され、150社以上の企業に利用されており、その信頼性が伺えます。この新たな技術革新で、企業のコーポレートサイトの運営が大きく変化することが期待されます。詳細な情報は、
こちらの公式サイトで確認できます。