大阪・関西万博で再現される明治ブルガリアヨーグルトの歴史と進化

大阪・関西万博で味わう、明治ブルガリアヨーグルトの魅力

現在、大阪・関西万博では特別な体験が提供されています。その名も「明治ブルガリアヨーグルト」の食べ比べ体験です。これは、1973年発売当時の味と、現代の製品を対比させることで、50年にわたるヨーグルトの進化を感じることができる貴重な機会です。

ヨーグルト誕生の歴史

「明治ブルガリアヨーグルト」は、1970年の大阪万博がきっかけで登場しました。当時、日本にはプレーンヨーグルトというものが存在せず、多くは甘さを加えたデザートのようなものでした。しかし、「ブルガリア館」で試食した本場の味が、開発の契機となり、1971年に「明治プレーンヨーグルト」として初めて市場に登場しました。

その際、消費者からは戸惑いの声が上がり、「腐っているのではないか」とまで言われました。しかし、当時の開発チームは「本場の味」を広める強い意志を持っていたのです。やがて1973年にブルガリア国の正式な承認を受け、「明治ブルガリアヨーグルト」に名称変更し、長い道のりの末、全国的に広がっていきました。

50年の進化

「明治ブルガリアヨーグルト」は、発売から50年の間にその味や価値を大きく進化させています。現在の製品は、LB81乳酸菌を使用しており、腸内環境のバランスを整える特定保健用食品としての許可も得ています。また、製造技術も進化し、「くちどけ芳醇発酵」という新しい手法を用いることで、より滑らかでコクのある味わいに仕上がっています。

この度の大阪万博で実施される食べ比べ体験は、2023年という節目の年に、参加者に過去と現在の味の違いを直に感じてもらうことを目的としています。8月7日と8日の2日間、各日約2000食、合計4000食限定で提供されるこのイベントは、まさに記念すべき体験と言えるでしょう。

健康への貢献

明治は「明治ブルガリアヨーグルト」を通じて、お客様の健康な毎日をサポートする姿勢を強調しています。ヨーグルトは長い間、栄養や健康に貢献する食品として位置づけられています。また、食育や健康への理解を促進する取り組みにも積極的です。

まとめ

日本でのヨーグルト文化を開いた「明治ブルガリアヨーグルト」は、誕生から50年を迎え、その歴史と共に進化を続けています。大阪・関西万博での食べ比べ体験を通じて、懐かしい味や健康の重要性を再認識する機会をこの夏に是非お楽しみください。未来の食卓にも、明治ブルガリアヨーグルトの魅力が広がることを期待しています。