RHグループCEO竹松弘光、全国料理コンクールでの受賞を果たす

RHグループCEO竹松弘光が日本料理コンクールで受賞

RHグループの最高経営責任者（CEO）竹松弘光が、2025年3月20日に東京都で行われた「第34回全国日本料理コンクール」において、外務大臣賞を受賞しました。このコンクールは、日本の伝統的料理の継承と新しい素材や技術を取り入れることを目指しています。竹松はその一環として、作品を通じてサステナブルな未来を考える日本料理について発表しました。

コンクールの目的

全国日本料理コンクールは、日本料理の将来を見据えた食文化の発展を促進することを目的としています。この中で、竹松は「サステナブル～未来を考える日本料理～」という部門に参加し、持続可能な食材の使用を重視しました。食材の産地選びから環境への配慮まで、多方面に配慮した料理を提案しました。

竹松の思い

竹松は自ら、日本料理人であり猟師であることが、彼の料理への考え方に大きな影響を与えていると語ります。東京都周辺での猟害問題に触れ、彼は狩猟で得られたジビエを、農作物と共に一皿に盛り付けることで、「命をいただく」という感謝の気持ちを表現しました。これらの思いは、循環型社会や地元産品の振興に繋がるものでもあります。彼はまた、持続可能な日本食文化の継承を目指しています。

作品について

竹松が出展した作品のタイトルは「命を繋ぐ春の目覚め一東京の自然と共生する持続可能な和の皿一」です。この受賞作には、東京都産の食材がふんだんに使われており、具体的には

1. 雪解蕪摺流牡丹真丈 – 本来廃棄されるはずの野菜の皮を活用し、持続可能な思想を反映。
2. 薪熾火春鹿山の芽吹き – 森からの恩恵であるジビエを利用し、持続可能な食文化を体現。
3. 明け春牡丹黒米寿司 – 地元の黒米を使い、持続可能な資源管理と美味しさを両立。

これらの料理は、環境への配慮とともに、地域の文化を大切にする姿勢を示しています。

受賞に寄せる言葉

竹松は受賞に際し、「この栄誉ある賞を受賞できたのは、多くの方々の支えあってのことです。」と感謝の意を表しました。また、肉類やジビエの可能性を日本料理の中で探求し続けていることの重要性を強調し、今後も伝統と革新を融合させていく意向を示すとともに、持続可能性を重視した食文化の発展に努めていくことを誓いました。

RHグループの未来

RHグループは、都内に数店舗を展開しながら、飲食業だけでなく、建築やデザイン、キャリア相談など多岐にわたる事業を展開しています。その活動を通じて、日本料理における新たな可能性を追求し続けるだけでなく、地域社会にも貢献していく方針です。竹松は、この受賞を新たなスタートとして、持続可能な食文化の普及に努めていく所存です。今後の活動に期待が寄せられています。