新しいポスターの形、「AR movecatch」とは
2012年7月25日、株式会社三進社が革新的な広告手法「AR movecatch」を発表しました。このサービスは、スマートフォンやタブレットを使い、印刷されたポスターやチラシにかざすと、その中の画像が動き出し、音声が流れるという新しい体験を提供します。
ARの仕組みとその利点
「AR movecatch」は、専用のアプリケーションを活用します。ユーザーは、まずQRコードを読み込み、ポスターやチラシに印刷されたマーカーをカメラで捉えると、そのマーカーに基づいた動的なコンテンツが再生されます。この技術により、通常の広告媒体に新たな命が吹き込まれるのです。例えば、商品の特徴を説明するアニメーションや、短いCMなどが視覚的に表現され、顧客の注目を引きます。
この新たな販促ツールは、様々な媒体で利用できるため、広告ポスターの中に動きが加わることで、観客の関心を高めるのに非常に効果的です。特に、展示会やイベント、店舗の販促活動など、多岐にわたるシーンで活用されるでしょう。顧客は、単に目にするだけでなく、インタラクティブな体験を通じてブランドとのつながりを感じることができます。
アプリの動作環境とカスタマイズオプション
「AR movecatch」では、既存のアプリであるjunaioを使用し、以下のデバイスで動作が確認されています:
- - iOS: iPhone3GS、iPhone4、iPhone4S、iPad2
- - Android: Android 2.2以上のスマートフォン
これにより、多くのユーザーがこの新しい体験を短期間で楽しむことができるようになっています。
さらに、企業のニーズに応じて、オリジナルのアプリを作成し、カスタマイズすることも可能です。これにより、ブランドイメージに合った独自のコンテンツを提供でき、ユーザーエクスペリエンスを一層向上させることができます。
価格と導入方法
「AR movecatch」の導入にあたり、コストは以下のような体系で設定されています。
- 基本システム作成費: 200,000円〜
- コンテンツ作成費: 50,000円〜(1コンテンツ)
- コンテンツ変換費: 20,000円〜
- サーバ、コンテンツ管理費: 38,000円(月額)
- 基本システム作成費: 600,000円〜(Apple版、Android版それぞれ)
- アプリ登録費: Android版 40,000円〜、Apple版 80,000円〜
このように、ニーズに応じてフレキシブルに対応できる価格設定が特徴です。
まとめ
「AR movecatch」は、広告の世界に革新をもたらすツールとして、多くの企業にとって魅力的な選択肢になり得ます。従来の広告手法では得られないインタラクティブな体験を提供することで、消費者に新たな興味を引き起こすことができるのです。詳細は、
三進社の公式サイトをご覧ください。