Cequence Securityと伊藤忠テクノソリューションズが手を結ぶ
2025年1月22日、APIセキュリティとボット管理のリーディングカンパニー、Cequence Securityが伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)との戦略的パートナーシップを発表しました。この提携により、CTCはCequenceのUnified API Protection(UAP)プラットフォームの日本国内における初のリセールおよびサービスパートナーとして活動することになります。これにより、日本企業へのAPIセキュリティとボット管理の提供が推進され、デジタルトランスフォーメーション時代におけるサイバーセキュリティの充実が期待されています。
デジタルトランスフォーメーションにおけるAPIの重要性
近年、デジタルトランスフォーメーションは加速度的に進展しており、多くの企業がAPIに依存して業務の効率化や顧客向けアプリケーションの展開を進めています。しかし、この進展に伴って、ボットによる攻撃やAPIの脆弱性を狙った高度なサイバー脅威も急増しています。このような環境において、APIセキュリティとリアルタイムでのボット管理は、これまで以上に重要な課題となっているのです。今回の提携によって、CequenceはCTCと共にこれらのリスクを軽減するためのソリューションを提供します。
CequenceとCTCの強みを活かす
CequenceのCEO、Ameya Talwalkar氏は、「CTCはシステムインテグレーターとしての高い信頼性を誇り、幅広い顧客基盤を持つ理想的なパートナーです。この提携は、日本市場でのCequenceのプレゼンスを大幅に拡大させる戦略的なステップです」と語ります。CequenceのUAPプラットフォームは、APIセキュリティライフサイクル全体をカバーする包括的な保護機能を提供します。
主な機能
1.
APIアタックサーフェスの発見:最新のAPI攻撃パターンを可視化し、脅威の優先順位を設定。
2.
APIセキュリティポスチャー管理:リスク評価を行い、コンプライアンスを維持し、不具合を早期に発見・修正。
3.
ボット管理と不正防止:各種ボット攻撃を防ぎ、データ損失やブランドイメージの損害を防ぐ。
4.
柔軟な導入オプション:SaaS、オンプレミス、ハイブリッド環境に対応し、短時間で導入可能。
企業のニーズに応える新サービス
さらにCTCは、Cequenceのリセールに加え、新たにAPIセキュリティの現状を評価する「Cequence APIセキュリティアセスメントサービス」を提供します。このサービスにより、企業は自社のAPIセキュリティにおける脆弱性を特定し、対応策を講じることが可能になります。
日本市場におけるセキュリティの重要性
CTCの常務執行役員、大橋博仁氏は、「APIを狙ったサイバー攻撃が増加していることから、日本企業においてもAPIセキュリティの重要性が増しています。Cequenceのソリューションは、AI技術を駆使した先進的なAPIセキュリティを提供し、お客様のビジネスの安全な推進を支援します」と述べています。
まとめ
今回の提携は、CequenceとCTCが共同で日本のデジタルインフラを強化し、安全なビジネスの実現を目指す重要なステップです。APIセキュリティに関心を持つ企業はこの機会を逃さず、先進的なソリューションを活用して自社のセキュリティを高めていくことが求められています。
詳しい情報は
Cequenceの公式サイトをご覧ください。