若手研究者育成の集い
2024-10-22 10:52:00

岡山大学が開催した「ブレインストーミング2024」で若手研究者を育成

岡山大学が「ブレインストーミング2024」を開催



2024年9月28日から29日の2日間、岡山大学は香川県の直島町にあるベネッセハウスで「ブレインストーミング2024」を実施しました。このイベントは、医療系研究開発戦略委員会が主催し、若手研究者の育成と異分野間の交流を目的としています。また、新型コロナウイルスの影響が緩和されたことにより、久々の1泊2日での開催となりました。

参加者数と内容の充実



イベントには、岡山大学の那須保友学長や三村由香里理事、阿部匡伸理事などの教職員をはじめ、大学院生や学部生など計55人が参加。さらに、外部から特別講演者や企業関係者も加わり、総勢64名という賑やかな顔ぶれが集まりました。

1日目のプログラム



1日目は「共同研究のススメ・先端機器を使い倒そう」というテーマで、成瀬恵治医歯薬学域長が開会の挨拶を行いました。その後、異分野基礎科学研究所の加藤公児准教授が「クライオ電子顕微鏡によるタンパク質構造解析の原理と解析例」と題して特別講演を行い、続いて愛媛大学の澤崎達也教授、東北大学の南後恵理子教授がそれぞれの研究成果を発表しました。これらの講演は、研究者間の知識の触れ合いを促進しました。

ポスター発表と研討会



また、ポスター発表では、学部生や大学院生による31の研究紹介が行われ、活発なディスカッションが展開されました。特に、学生たちのポスター発表は出席者から高く評価され、最優秀賞や優秀賞の結果も発表されました。

2日目の意義深い討論



2日目は、高柴正悟教授の主催によるパネルディスカッションが行われ、岡山県産業振興財団や株式会社メニコンの関係者を含む参加者が共同研究の方法について意見を交わしました。さらに、最後には特別に表彰された学生による講演が行われ、那須学長による総評で締めくくられました。

研究力の向上と地域貢献の期待



この2日間を通じて、さまざまな分野から集まった研究者が互いに刺激を受け、交流を深めることができました。また、今後は異分野の研究者間での協力や企業技術の活用が推進され、地域の中核となる研究大学としての岡山大学のさらなる発展が期待されます。このようなイベントが続くことで、次世代の若手研究者が育ち、より多くの優れた研究成果が生まれることでしょう。

今後も岡山大学の取り組みや分野を横断した研究の進展に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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