株式会社SOZONEXT、総額1億円の資金調達を完了
東京都に本社を置く株式会社SOZONEXT(代表取締役CEO:申 昌赫)は、2025年9月までにエクイティファイナンスとデットファイナンス(ベンチャーデットを含む)を組み合わせた総額1億円の資金調達を実施しました。この資金調達により、同社の資本金は2億3,800万円に達しました。
調達の目的
この資金調達は、宿泊施設向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューション「InnTouch」の販路拡大及び、自社ブランド「STARRY STAY」の規模拡大を図るためのものです。具体的には、販売代理や導入支援パートナーのネットワークを広げることで、宿泊施設の運用における課題に対するソリューションを提案し、現場に強いプロダクトとしての実績を積み重ねていく狙いがあります。また、「STARRY STAY」は新たにオーナーやデベロッパーと連携し、運営品質の向上を目指していきます。
期待される効果
この調達によって、SOZONEXTは財務の安定性と成長への投資を両立させることができるようになります。エクイティとデットをバランスよく組み合わせることで、資本効率を考慮しつつも成長を促進する体制を構築します。また、プロダクト「InnTouch」と宿泊施設ブランド「STARRY STAY」の相乗効果によって、受注から導入、運用定着に至るまでの時間を短縮し、実装スピードを最大化することが期待されます。さらに、不動産オーナーや金融機関、事業会社とのさらなる連携を強化し、スケールに対して持続可能なオペレーティング・プラットフォームを形成します。
InnTouchについて
「InnTouch」は、宿泊業界向けに設計されたDXソリューションです。主な機能としては、セルフチェックインやスマートロック、客室専用タブレット、IoTデバイスによる客室コントロールがあります。これにより、宿泊施設の業務を効率化し、従業員不足の解消やゲストの体験向上に寄与しています。すでに全国の30以上の民泊、ホテル、旅館で導入されています。
STARRY STAYのブランドコンセプト
「STARRY STAY」は、最新のテクノロジーを活用した省人・無人管理により、お客様に効率的かつ洗練されたデザインの宿泊体験を提供します。「Intelligent Hospitality」というコンセプトを掲げ、単なる無人宿泊施設に留まらず、テクノロジーとデザインを融合させた新たなホスピタリティの形を模索します。同ブランドのタグライン「STARRY STAY - Your Space, Your Time.」には、テクノロジーによって創出される自由な空間と時間の提供が込められています。
このように、SOZONEXTの取り組みは、宿泊業界に新たな風を吹き込み、より多くの顧客に対して質の高いサービスを提供するための重要なステップとなるでしょう。これからの展開に注目が集まります。