新NISA利用者の実態
2024-07-17 12:32:43

新NISA利用者の実態調査!投資開始のきっかけは老後資金、しかし運用成績への不満も!

新NISA利用者の意識調査:投資開始のきっかけは老後資金、しかし運用成績への不満も!



2024年4月からの新NISA開始から7ヶ月が経過しました。金融オンラインスクール「グローバルファイナンシャルスクール」(以下GFS)が実施した全国20~60代の男女2,000人を対象とした投資と新NISAに関するアンケート調査の結果、日本人の10人に1人が新NISAをきっかけに投資を開始したことが明らかになりました。

老後資金問題が投資開始の大きな要因



新NISA参入層の多くは、老後2,000万円問題など「老後の資金を増やすため」という理由で投資を始めたと回答しています。また、国や自治体、知人、テレビ、銀行や証券会社などから薦められて新NISAを開始した人も多く、周囲からの影響が大きいことも示されました。

新NISA参入層の65%が現状に不満?



しかし、新NISA参入層の約65%が現状の運用成績に対して不満を抱いているという結果も出ています。その要因として、半年~2年という短期間での運用を想定している人が多いことが考えられます。

さらに、投資先を選定する際に、SNSや投資家のブログ、知人からの薦めに頼る他責的な傾向が見られることも課題として浮上しました。新NISA参入層の4割は投資に関する勉強をしたことがないにも関わらず、6割近くが投資に関する知識に自信を持っているという結果も、この他責的な傾向を裏付けています。

新NISA参入層に向けた警鐘



GFS校長の市川雄一郎氏は、新NISAをきっかけに投資を始めた人たちについて、「他責的な投資傾向の強い『にわか投資』状態」と警鐘を鳴らしています。市川氏は、新NISAは中長期投資を基本とする制度であり、短期的な価格変動に一喜一憂するのではなく、長期的な視点で投資を進めることの重要性を強調しています。

新NISAで成功するためには?



新NISAを活用して投資を成功させるためには、体系的な学習と実践を通して、自分で判断できる知識を身につけることが重要です。GFSでは、投資の基礎から実践までを学べるオンライン講座を提供しており、投資初心者の方でも安心して学べる環境が整っています。

新NISA参入層の実態調査結果:詳細



1. 新NISAをきっかけに投資を開始した人の割合

  • - 日本人の投資経験者のうち、21.6%が新NISAをきっかけに投資を開始。
  • - 新NISA参入層は男性が多く、年代別では20代が最も多い。
  • - 都市部の方が地方よりも新NISA参入層が多い。

2. 投資を始めたきっかけ

  • - 新NISA参入層の投資を始めたきっかけの第1位は「老後の資金を増やすため」。
  • - 「国や自治体」「知人」「TV」「銀行/証券会社」など他人からの勧めで投資を開始した人の割合は、新NISA参入層の方が既存投資層と比較して約3倍多い。

3. 新NISAの運用成績に対する不満

  • - 新NISA参入層の65.6%が現状の運用成績に対して不満を感じている。
  • - 半年~2年という短期間で利益が出ると想定している人が多く、長期的な運用を想定している人が少ない。

4. 投資先を選定する基準

  • - 新NISA参入層は、SNSや投資家のブログ、知人からの薦めに頼る他責的な投資傾向が強い。
  • - 他責的に投資先を選定している人の中でも、投資家のブログやインフルエンサーからの情報に影響されやすい人は不満傾向が強い。

5. 金融教育への意識

  • - 新NISA利用者の94%が金融教育を必要だと感じている。
  • - 新NISA利用者は、それ以外の人と比較して投資に関する勉強をしている割合が多い。
  • - しかし、新NISA参入層の39.7%しか投資に関する勉強をしておらず、投資に関する金融知識への自信は5割以上の人が持っていると回答。

まとめ



新NISA開始から7ヶ月が経過し、投資人口は増加していますが、新NISA参入層の多くは、短期的な利益を期待し、他責的に投資を行っている現状が明らかになりました。新NISAを活用して資産形成を成功させるためには、長期的な視点で投資を行い、自分で判断できる知識を身につけることが不可欠です。


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