中小機構が運営するアクセラレーションプログラム「FASTAR」第12期の公募開始
独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下、中小機構)が運営するアクセラレーション事業「FASTAR」は、11月1日より第12期の公募を開始しました。このプログラムは、スタートアップ企業や個人の挑戦を支援し、成長へと導くことを目指しています。
「FASTAR」とは何か
FASTARは「困難に挑むスタートアップを加速させ煌めかせる」をビジョンに掲げており、ユニコーン企業を目指す新興企業や地域課題解決に取り組む企業を対象としたプログラムです。このプログラムに参加することで、専門家からのサポートを受けながら、ビジネスの成長を実現できる機会が得られます。
公募説明会の開催
公募についての詳細を知るための説明会が、11月7日(木)17時よりオンラインで行われます。興味のある方はぜひ参加してみてください。詳細は
こちらから確認できます。
応募条件
第12期FASTARプログラムへの応募には以下の条件があります。
1. 創業から原則5年以内(2019年4月1日以降の創業)または創業前であること。ディープテック企業で特別な事情がある場合は創業から10年以内でも応募可能です。
2. 事業ステージはプレシード、シード、アーリー段階である必要があります。
支援対象
主な対象となる企業は、グローバルおよび地域社会の課題に向き合い、持続可能な事業を展開するスタートアップや個人です。第12期では社会課題の解決に焦点を当てたインパクトスタートアップや、地域課題の解決を目指すローカル・ゼブラ企業への支援が強化されます。
支援内容
中小機構の専門家は、応募者に対して以下のような支援を提供します。
- - 事業戦略や経営課題解決に向けた約1年間のメンタリング
- - 基盤支援としてのビジネスモデルや事業計画の策定
- - 専門的な知見に基づいた販路開拓や法務、会計などのサポート
- - セミナーによるナレッジの提供
- - ベンチャーキャピタルや大企業とのマッチング機会の提供
公募期間と応募方法
公募は2024年11月1日から12月9日17時まで。応募方法については、
公募詳細ページを参照の上、必要書類を準備して応募してください。
過去の実績
FASTARは2019年度から11回のプログラムを実施しており、これまでに140社が選ばれています。参加企業は約80億円の資金調達を達成しています。これらの実績に基づき、今後も幅広い分野で新しいスタートアップを支援していく予定です。
中小機構及びツクリエの役割
中小機構は中小企業やベンチャー企業の自立的な発展を促進する政策実施機関として、経営課題の解決や資金面での支援を行っています。また、ツクリエは起業支援とクリエイティブな支援を通じて、独自の活動を展開しています。
このように、「FASTAR」はスタートアップが成長するための貴重な機会を提供しています。応募を考えている方は、ぜひこのチャンスを逃さず参加してみてください。