明治安田総合研究所が実施した恋愛・結婚に関するアンケート調査の結果
恋愛・結婚に関する最新のアンケート調査結果
株式会社明治安田総合研究所が実施した年代別の「恋愛・結婚に関するアンケート調査」について、その結果を分析しました。調査は、恋愛や結婚についての意識や価値観を探るものであり、近年の恋愛離れや新たな出会いの形について様々なデータが示されています。
恋愛観の変化
未婚者の交際状況
調査によると、未婚者の76.3%が「現在交際相手はいない」と回答しており、これは前回調査の72.0%から上昇していることが分かります。このことは、恋愛離れの傾向が続いていることを示唆しています。特に男性がこの傾向を強く反映しており、女性よりも交際していない未婚者が多いことが目立ちます。
出会いのきっかけ
次に、出会いの場所についても興味深い結果が得られました。「知人からの紹介」が最も多く、次いで「職場」が続きます。さらに最近では25-34歳の若年層において「マッチングアプリ」を通じて出会う割合が約30%に達しており、こうしたデジタルな出会いの手段が重要な役割を果たしていることが明らかになりました。
理想の連絡とデート頻度
デートに関する理想的な指標も示されており、理想の連絡頻度は男女共に「毎日1回程度」が最も多く、デートの理想頻度は「週1回程度」が定番です。一方、デートでの支払いについては女性が「半々」の支払いを希望する一方で、男性は「すべてを支払う」という意識が強いことがわかります。ここにはインフレに伴う経済的な負担感が影響していると考えられます。
結婚観の特徴
結婚への意向
結婚を考える未婚者は36.8%という結果が出ており、前回の47.3%からの大幅な減少が確認されます。特に女性は「好きな人と暮らしたい」「支えあえる人が欲しい」という声が多く、結婚を生活面や将来の安心として捉えている傾向があります。一方で、「必要性を感じない」という理由から結婚を望まない女性や、自由な時間を重視する男性が多いことも、結婚観に影響を及ぼしているようです。
家事分担とライフコース
家事分担についても調査されており、理想の分担は男女ともに「お互い5割」としていますが、実際には男女間でのギャップが見られます。また、理想のライフコースについては女性が育児後にパートタイムで復帰する希望がある一方で、男性の期待は常にフルタイムの仕事を求める傾向があります。
疑似恋愛と新しい恋愛観
バーチャル恋愛の浸透
推し活やバーチャル恋愛が特に若年層に広がっていることが調査により明らかになりました。興味深いことに、6割以上の人々は、このような非現実的な恋愛と実際の恋愛をしっかり区別できていると回答しています。
AIの影響
恋愛相談におけるAIの利用
若い世代では、恋愛や仕事に関する相談を生成AIに行う割合が増えており、Z世代では3人に1人がAIを活用していることがわかりました。しかし、AIに対する利用料は「有料サービスは利用したくない」という意向が7割を占めており、無料での利用が好まれています。
まとめ
この調査結果は、現代の恋愛や結婚に対する考え方が大きく変化していることを浮き彫りにしています。特に若年層の恋愛観や結婚観が、社会的な変動や技術の進化に影響を受けていることが明確になっています。今後もこのような調査を通じて、さらなる洞察が得られることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社明治安田総合研究所
- 住所
- 東京都千代田区九段北3-2-11
- 電話番号
-
03-6261-6411