独創的なパン「塩昆ぶわッサン」の誕生
今年で創業79周年を迎えた株式会社ダイヤは、大阪にある「クックハウス」とのコラボレーションで新しいパンを開発しました。このプロジェクトは、株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが運営するSHIBUYA109阿倍野店と、地元の大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校の学生たちが中心となって進められています。2025年7月1日から11月30日までの期間限定で、ユニークな4種類のパンが販売される予定で、その中でも特に注目を集めているのが「塩昆ぶわッサン」です。
高校生のアイデアが形に!
この新商品のアイデアは、高校生10名の協力によって生まれました。SHIBUYA109阿倍野店の取り組み「地域の高校生との部活動」に参加した学生たちは、パンの新商品企画を通じて、製パン業界の知識や商品開発、販売促進のテクニックを学びました。
「塩昆ぶわッサン」は、発案者が塩昆布を大好きであることから、この組み合わせを思いついたそうです。特に、女子高生の間で塩昆布が人気であることも考慮されたようなのです。この商品のネーミングも非常にユニークで、ひらがなを用いることで和の雰囲気を持たせつつ、斬新なイメージを表現しています。
商品詳細と魅力
「塩昆ぶわッサン」は、フジッコの塩こんぶを絶妙なバランスで練り込んだ、甘さを控えた和風のクロワッサンです。何度も試作を繰り返した結果、塩昆布のコクとクロワッサンの香ばしさが調和した、まさに“ちょうどいい塩加減”が実現されています。ほんのりとした塩味がクセになり、これからの夏にぴったりな一品です。このテイクアウト商品は、価格218円(税込)で提供されます。
若者支援の取り組み
SHIBUYA109阿倍野店は、「Making You SHINE!-新しい世代の“今”を輝かせ、夢や願いを叶える-」という理念の下、地域の若者を応援するさまざまな取り組みを進めています。今回のプロジェクトもその一環であり、若者たちが考えたビジネスアイデアを実現するための場を提供することにより、高校生の学びと実践の場を創出しています。主に月2回の頻度で行われるビジネスに関する学びやグループワークによって、学生たちの意見交換も活発に行われています。2022年1月から始まったこの活動では、SHIBUYA109阿倍野店が様々な形で高校生たちの活動をサポートしてきました。
さらには、ダイヤ社もこの活動に賛同し、商品開発に参加しています。特に、今回は「地域の高校生との部活動」の第3段階を実施しており、大阪府立大阪ビジネスフロンティア高等学校の「ビジネスマネジメントクラブ」の3年生10名が参加しています。この学生たちは、高校生のユニークな視点を生かし、約5ヶ月をかけて新商品を考案しました。
まとめ
「塩昆ぶわッサン」のリリースは、新しい世代の発想力と地域との連携が生み出す可能性を示しています。コラボレーションの結果、登場する新商品がどのように販売され、そして消費者からどのように評価されるのか、非常に楽しみです。限られた期間での販売ということもあり、興味のある方はぜひ早めに足を運んで、独特な味わいを体験してみてください。
期待の新商品「塩昆ぶわッサン」についての詳しい情報は、SHIBUYA109阿倍野店やクックハウスの公式サイトをチェックすることをおすすめします。