BLUETTI JAPANが埼玉県と連携し災害対策を強化
2025年9月17日、BLUETTI JAPAN株式会社が埼玉県及び三井住友海上火災保険株式会社と「災害時におけるポータブル電源の貸出に関する協定」を締結しました。この協定は、災害発生時に迅速に安定した電源を提供し、避難所の環境改善を助けることを目的としています。
協定の背景と目的
BLUETTIは、ポータブル電源及びクリーンエネルギーの分野で15年以上の実績を持つ企業です。これまでもアフリカの貧困家庭支援や、能登半島地震での被災者支援など、社会貢献活動に取り組んでおり、今回の協定締結もその一環です。埼玉県では、災害リスク低減に向けた取り組みが進められており、BLUETTIはその支援を行うことになります。
協定の内容
この協定により、災害発生時にはBLUETTIがポータブル電源を無償で提供することが決まっています。大野元裕埼玉県知事は「医療活動など、電気を必要とする現場にとって大変ありがたい」と感謝の意を表しました。今回の取り組みは、県民一人ひとりの防災意識を高め、強固な連携を構築するための重要なステップと位置付けられています。
企業の役割と期待
BLUETTI JAPAN株式会社のCOO、川村卓正は、埼玉県の防災体制に貢献できることを大変光栄に思うと述べています。そして、同社のポータブル電源が災害時の安心を確保し、避難所での快適な環境づくりに役立てられることを期待しています。今後、埼玉県と協力し、安全で持続可能な生活を支える活動に取り組んでいく方針です。
BLUETTIの活動と今後の展望
BLUETTIは、2011年の東日本大震災を契機にブランドとしての道を歩み始め、「すべての家庭にポータブル電源を」というビジョンのもと、ポータブル電源の量産化に成功しました。現在は、110以上の国と地域で300万人以上の顧客から信頼を得ています。2025年には、次世代のクリーンエネルギー技術を搭載した新モデルの導入が予定されており、引き続き社会貢献にも注力していく方針です。
この協定は、災害時の電源の確保につながる一方で、地域コミュニティと企業が連携して災害対策を強化する新しいモデルケースとなるでしょう。