開業医の支えとなるオンラインサロン、会員数が4,000名を超えた理由とは

開業医のサポートプラットフォーム「ドクターズチャート」

日本中の開業医と、開業を考える医師たちをつなぐオンラインサロン「ドクターズチャート」が、会員数4,000名を突破しました。このサロンは、2019年10月にコロナ前に発足し、医師同士の助け合いの場として成長してきました。会員の内訳は、1/3がすでに開業している医師、残りの2/3が開業を目指す医師です。

オンラインサロン誕生のきっかけ

このサロンを立ち上げるきっかけは、後輩医師たちからの「開業についての質問」が多く寄せられたことでした。開業準備に悩む医師たちが抱える問題は共通しており、ニーズが大いにありました。しかし、従来の医局での情報交換は、秘密性が強いために他の医師やクリニック関連企業との接触が難しいのです。このような環境の中で、私たちがSNSで情報を共有する中で知り合い、さらに多くの開業準備医師や開業医とつながるようになりました。

クローズドなコミュニティのニーズ

SNSなどのオープンな場では、具体的なクリニック名や症例などの敏感な情報を交換することが困難です。そこで、私たちは「クローズドなコミュニティ」を作ることを決意しました。このような場なら、忖度のない情報交換が可能となり、安心して利用できる環境が整います。そんな中、私たちは非常に多くの賛同者と出会い、あっという間に100人を超えるサロンが形成されました。

情報交換の内容と活発さ

ドクターズチャート内での日々の情報交換は多岐にわたります。開業に関する内装業者や医療機器の選定、集患方法やネット対策、求人媒体に関する情報など、重要な知識が日々シェアされています。現時点で、サロン内では1日60回から100回の発言が行われており、極めて活発です。「忖度なしで本音の情報を交換できる」この特異性が会員の増加を促進させています。

安全な匿名性の確保

サロンでは入会時に医師資格の確認が行われるため、全てのメンバーが医師であることが保証されています。匿名性が確保されることで、医師たちは先輩や同業者を意識せずに、本音の情報交換ができる環境が整っています。こうした条件が、多くの医師たちに安心感を与えているのです。

未来の展望とサービスの拡充

ドクターズチャートは、今後も「クリニック開業/経営」に特化した最大の医師コミュニティとして成長を続けます。信頼できる医療関連企業とのパートナーシップを強化し、より多くの医療サービスをサロン内で展開していく計画です。さらに、医師マッチングのサービスも導入しており、求人情報を公式サイトに掲載しています。また、YouTubeチャンネルや会員限定の動画コンテンツも提供し、クリニック経営のノウハウや成功事例を学べる機会を増やします。

まとめ

ドクターズチャートは、開業医及び開業準備医師にとっての重要な情報収集の場であり、今後も継続的に情報交換が行われる環境を整備していく方針です。これからの医療業界において、サロンの存在は欠かせないものとなるでしょう。支え合いの輪がさらに広がることを期待しています。

公式サイトやSNSも是非ご覧ください。

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