売れるネット広告社グループ、中期成長戦略「Ureru100」で100億円目指す！

売れるネット広告社グループ、中期成長戦略「Ureru100」を発表

売れるネット広告社グループ（証券コード：9235）が発表した最新の中期成長戦略「Ureru100」は、今後4年間で連結売上高100億円、時価総額250億円を目指す壮大なプロジェクトです。この計画は、2025年7月期に1,567百万円の売上高を計上し、上場以来の過去最高を大幅に更新したことを土台にしています。売上総利益は919百万円で、営業利益も改善傾向にあります。特に、D2C（ダイレクト・トゥ・コンシューマー）向けのデジタルマーケティング支援事業が、2025年7月期第4四半期に210百万円の売上を記録し、営業利益も43百万円を達成。このような成績が、次なる成長に向けた圧倒的な基盤を築きつつあることを示しています。

2026年7月期の計画

売れるネット広告社グループは、2026年7月期には1,880百万円の売上高を見込み、初の通期営業黒字化を実現することを計画しています。この予想には、今後計画されているM&Aの効果は含まれていません。つまり、既存事業だけでこの高い数字を目指すという保守的な見込みであり、さらなる成長が見込まれる余地を残しています。

Ureru100の成長エンジン

「Ureru100」を支えるのは、以下の4つの成長エンジンです：

1. D2C向けデジタルマーケティング支援事業
この事業は、既存のD2Cビジネスを強化するための支援を行い、さらなる市場拡大を目指します。

2. グローバル情報通信事業
JCNTを通じてのBtoB通信機器レンタルサービスが、安定した収益を上げる核心的な位置を占めます。

3. 越境EC支援
越境ECは特に成長の可能性が高く、国家を超えた販売機会を提供します。2026年には前年比3.3倍の売上を目指しています。

4. AIマーケティング支援
AI技術を活用したマーケティング支援は、DXを推進し、新しい収益源となることを期待されています。

M&A戦略の重要性

売れるネット広告社グループは、上場からのわずか2年間で8社のM&Aを実行し、成長の基盤を確立しました。この戦略的なM&Aを通じて、売上のポートフォリオが拡大し、グループ全体のシナジー効果が享受される仕組みが整いました。この戦略により、継続的な売上向上が期待されており、具体的には2028年までに総額100億円の売上達成を開催します。

経営陣のメッセージ

社長の加藤公一レオ氏は、「4年での売上100億円達成は、全社員及び株主との間での“血の契約”だ」と力を込めています。加藤氏はさらに、収益基盤を強化しながら新たなビジネスモデルを模索し、事業を次の段階へ進める決意を示しています。

このように、売れるネット広告社グループが掲げる「Ureru100」は、しっかりとした計画に根ざし、未来の成長を現実のものとするための強固な戦略です。投資家や市場がその成長過程を注目し続けることは間違いありません。