デザインの未来を切り開く「Designship 2021」
日本最大級のデザインカンファレンス「Designship 2021」が、今年もオンラインで開催されることが発表されました。主催するのは一般社団法人デザインシップ。昨年に続き、今年で4回目を迎えるこのイベントでは、業界やジャンルを越えたデザインの知識と物語が共有されます。特に注目は、登壇者として選ばれた13名のスピーカーたち。彼らは各自の専門領域で培った経験や知識を基に、デザインの未来について講演を行います。
イベント概要
「Designship 2021」は、デザインに興味があるすべての人々に向けて開かれています。デザインコミュニティは往々にして閉じている傾向がありますが、このカンファレンスはその壁を取り払い、多様な視点からデザインに対する理解を深める機会を提供します。
今年のスピーカー
登壇者には、著名なデザイナーたちが名を連ねます。特に注目されるのが、キーノートスピーカーとして参加する7名です。
プロダクトデザイナーであり、Naoto Fukasawa Designの代表を務めています。彼はデザインの力が生活の質を向上させることを信じ、その作品は国内外で高く評価されています。彼のセッションでは「今デザインにできること」をテーマに、コロナ禍でのデザインの役割について語ります。
マツダ株式会社常務執行役員であり、マツダブランドのデザインコンセプト「魂動」を牽引しています。彼の講演では、「デザインが日本を変える」というテーマで、自動車デザインの市場の変化とその未来について深堀します。
CEKAIの代表として、動的なデザインを追求し続ける彼は、「クラフトマンシップの逆流」というトピックで、ものづくりについての根源的な考察を提供します。
クリエイティブディレクター/コピーライターとして数多くの企業広告を手掛ける彼女は、独自の視点からデザインとストーリーの関係を深堀します。
- - 渡邊デルーカ 瞳と小山田 育は、米国と日本の視点から見た次世代デザイナーについてのセッションを行う予定です。
その他、多くのスピーカーが参加し、各自の体験やビジョンを語ります。
特徴的なセッション
参加者同士が協力し合えるオープン型のグラフィックレコーディングが用意されており、視聴者はリアルタイムで意見や考えを交わすことができます。これは、デザイン界全体の知識と経験を融合させ、新たなアイデアが生まれる場を創出します。
参加方法
興味のある方は、特設のライブ視聴サイトから視聴申し込みが可能です。詳細は
こちらをご覧ください。
デザインが私たちの生活をどのように変えていくか、そしてそれが如何に私たち一人ひとりの創造性を育んでいくのか、深く考える貴重な機会となるでしょう。多彩な視点からの議論が交わされる「Designship 2021」をお見逃しなく。