医療AIプラットフォーム進化中
2023-01-23 10:00:01

医療AIプラットフォームの第3期運用開始に向けた新たな試み

医療AIプラットフォームの第3期試行運用が始動



医療AIプラットフォーム技術研究組合(以下HAIP)は、2023年1月23日から3月31日までの期間で、第3期試行運用を開始しました。この運用は、過去の試行運用からのフィードバックを元に、医療関係者が求めるサービス情報を収集し、活用を促進することを目的としています。

これまでHAIPは、2021年8月から始まった第1期、2022年1月からの第2期を通じて、様々な医療サービスを提供し、医師の数を増やしながら評価を進めてきました。これらの取り組みの中で、医療関係者から「医療AI/DXに関する情報が得られにくい」との声が上がりました。このニーズに基づき、今回の試行運用では医療AIプラットフォームのカタログサイトの検証を行います。

第3期試行運用の重要なポイント



このカタログサイトの目的は、社会実装につなげるために、SaMD(プログラム医療機器)とnon-SaMD(非プログラム医療機器)の情報が整理され、掲載されることです。このサイトでは、各医療AIサービスの概要や利用方法が提供され、医療機関がどのようにサービスを活用できるかを具体的にイメージできるようにしています。

医療関係者は、以下のURLからカタログサイトにアクセスし、情報を得ることができます。
カタログサイトはこちら

カタログサイトの利用方法



参加企業は五十音順・アルファベット順にリストアップされており、医療者は自分に必要なサービスを簡単に見つけることが可能です。各サービスの詳細については、HAIPからサービス提供事業者に取り次ぐ形で問い合わせが可能です。これにより、情報がスムーズに得られるようサポートしています。

HAIPの役割と活動



医療AIプラットフォーム技術研究組合は、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)内の「AIホスピタルによる高度診断・治療システム」プロジェクトに参画しており、民間企業を中心とした共同研究の枠組みで運営されています。目的は、医療AIサービスの普及と発展のための共通基盤技術の研究開発です。

また、カタログサイトの利用は無料で開放されているため、全ての医療関係者が気軽に活用できます。

今後の展望



今後、HAIPは医療AIプラットフォームを通じてさらに多くのサービスを医療機関に提供し、利用者からのフィードバックを基にサービスの向上を進めていく予定です。医療業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展は、患者へのサービス改善につながる重要な要素です。医療界でのAIの活用が進むことで、より多くの医療機関が新たな技術を取り入れ、業務の効率化や質の向上を目指せるよう期待されます。

ぜひ、このカタログサイトを訪問し、利用してみてください。

お問い合わせ



何か質問がある場合は、HAIPまでご連絡ください。
E-mail: [email protected]

会社情報

会社名
医療AIプラットフォーム技術研究組合
住所
東京都江東区豊洲一丁目1-1
電話番号

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