第13回Webグランプリ アクセシビリティ賞を発表
公益社団法人日本アドバタイザーズ協会が運営するデジタルマーケティング研究機構は、先日第13回Webグランプリの受賞者を発表しました。今年のアクセシビリティ賞では、多様な障害を持つ方々が快適に利用できるウェブサイトを対象に、厳正な審査を経て、受賞者が決定されました。
アクセシビリティ賞 受賞サイト
今年のアクセシビリティ賞は、以下の6サイトが受賞しました。
グランプリ受賞
中外製薬の公式サイト
このサイトは特に視覚的な工夫がされており、利用者が情報を得やすくなっています。
優秀賞受賞サイト
野村不動産の公式サイト
軽快なデザインとともに、アクセシビリティに配慮した構成が評価されました。
竹中庭園緑化の公式サイト
植物をテーマにしたサイトですが、情報の取りやすさが際立っています。
日本ハムの公式サイト
たんぱく質に関する新しい情報を提供するために工夫されたデザイン。
集英社の採用サイト
学生向けに特化した情報が分かりやすく提示されています。
東急の公式サイト
交通情報を簡単にアクセスできる構造が特徴です。
審査委員特別貢献賞
今年度は、
審査委員特別貢献賞が4名の方に授与されました。この賞は、プロの目線からのフィードバックによって選ばれた審査委員の方々です。受賞者は以下の通りです。
- - 鶴岡 紗織 氏 (ソフトバンク)
- - 本間 充 氏 (株式会社マーケティングサイエンスラボ)
- - 村上 純希 氏 (株式会社電通デジタル)
- - 横山 薫 氏 (株式会社ジオコード)
審査方法
アクセシビリティ賞の審査は一段階ではなく、多段階にわたって行われました。まず、全89サイトを対象に、Webアクセシビリティチェックツールを使い、スコア上位20サイトを選抜。その後、専門家による二次審査が行われ、最終的に障害をお持ちの有識者が利用シーンを想定しながら評価を行いました。このプロセスにより、受賞サイトの質がさらに高められています。
専門家審査委員と有識者審査委員
専門家の方々には、さまざまな分野から集まってもらい、高度な評価がなされました。有識者の方々も、実際の利用者としての視点を持つ重要な役割を果たしています。これにより、受賞サイトは本当に利用者に優しいサイトであるかが徹底的に見直されています。
まとめ
第13回Webグランプリのアクセシビリティ賞は、いずれの受賞サイトも、障害を持つ方々が利用しやすいウェブ体験を提供し、企業の取り組みが光っていました。この試みは、今後のWebサイト制作においても重要な指針となるでしょう。今後ますますの発展が期待されます。