映画『うぉっしゅ』試写会
2025-04-30 17:22:18

映画『うぉっしゅ』が描く心温まる介護の物語、試写会の模様をレポート!

映画『うぉっしゅ』試写会レポート



2025年4月28日、東京・UDXシアターにて、映画『うぉっしゅ』の公開直前スペシャル試写会が開催され、観客たちに映画の魅力が伝えられました。この作品は、新進気鋭の映画監督・岡﨑育之介の2作目であり、前作『安楽死のススメ』に続き、今回は「介護」というテーマを扱っています。

岡﨑監督は、コメディの要素を取り入れながらも、深刻なテーマを色とりどりに描くことに成功しました。「心地よい余韻と感動を与える作品」に仕上がったこの映画に、試写会に訪れた人々も心を打たれました。

試写会には岡﨑監督をはじめ、TBSラジオのパーソナリティである玉袋筋太郎さん、外山惠理アナウンサーが登壇しました。この3人は旧知の間柄で、岡﨑監督は「えんがわ」をいつも聴いているとのこと。トークショーは和やかな雰囲気の中で進行し、笑顔あふれる時間が流れました。

映画の中では、研ナオコさんが演じる紀江の認知症の姿が描かれています。玉袋さんは自身の経験を語り、「肉親の認知症は受け入れがたいが、嫌なことを忘れる能力もある」と述べ、岡﨑監督のポジティブなメッセージと重なる内容でした。

研ナオコさんの存在感は圧巻で、彼女の演技力が映画に深いリアリティをもたらしています。岡﨑監督は研さんにオファーを出した際、「断られても仕方ない」と思っていたものの、研さんからは「演技に妥協せず、自分が納得できないとNGを出す」との力強い言葉を受け、制作チームは緊張感を持って撮影を進めました。

また、ダブル主演の中尾有伽さんを含め、他のキャストたちも魅力的で、隠れた才能が作り出す雰囲気が映画をさらに引き立てています。エンドロールの際に外山アナウンサーは「役者の名前に真剣に注目したことは初めてかもしれない」と語り、観客の目に留まるキャストの存在感を感じさせました。

岡﨑監督自身は、「観客がこの映画を見た後に、大切な人に久しぶりに電話をかけてみるきっかけになれば」との思いを語り、観客の心に響く作品を目指しました。この映画は、身近な人々を思い出させるような、そんな感動的な仕上がりになっています。

映画『うぉっしゅ』は、主人公・加那の二重生活が描かれる中で、彼女が介護という現実を通じて成長する過程を描いています。加那はソープ店で働きながら、認知症の祖母・紀江の介護を引き受けることに…。そんな日常の中で、彼女が祖母との深い関係を築いていく様子が心に響きます。

この映画は5月2日(金)に全国公開予定ですので、ぜひ劇場でご覧ください!

映画『うぉっしゅ』概要


監督/脚本/企画: 岡﨑育之介
出演: 中尾有伽、研ナオコ、他多くの魅力的なキャスト
配給: NAKACHIKA PICTURES
公式サイト: https://wash-movie.jp/


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会社名
株式会社TBSラジオ
住所
東京都港区赤坂5丁目3番6号TBS放送センター内
電話番号
03-3746-1111

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