登米市のソウルフード「はっと」を守れ!
宮城県の登米市が新たに発表したPR動画「Go! Hatto 登米無双」は、地方の美味しい伝統料理を守るための女性の戦いを、迫力あるアクションで表現しています。この動画は、登米市の魅力を広く伝えることを目的に制作されました。
動画の内容について
「Go! Hatto 登米無双」は、登米市名物である「はっと」が何者かによって禁止されそうになるという設定から始まります。市民たちが困惑する中、勇敢な女性「トメ」が立ち上がり、謎の集団と対峙します。彼女の奮闘によって、登米市は再びその魅力を取り戻すという、まさに感動のドラマです。
撮影地には、2020年東京オリンピックの候補地となった長沼や、教育資料館という文化財も使用され、地域の名所が映し出されています。また、市長や副市長、観光PRキャラクター「はっとン」と共に、多くの市民が出演しており、登米市全体を巻き込んだ作品となっています。
「はっと」の魅力と由来
登米市のソウルフード「はっと」は、小麦粉を水で練り、薄く伸ばして茹で上げた独特な食感を持つ郷土料理です。その特徴は、つるつる・もちもちとした食感で、醤油ベースの汁や、ずんだやあずきにからめて食べることが一般的です。
昔、あまりにも美味しかった「はっと」が、農家の人々が米作りを怠ける原因になるのではないかと心配した領主によって禁止されたことが、「はっと」という名前の由来とされています。この歴史ある料理は、今もなお多くの人々に愛され続けています。
動画を通じた地域の絆
「Go! Hatto 登米無双」は、地域の文化を守ることの重要性を再認識させる内容です。登米市では、市民が参加する『登米市“魅力発掘”ワークショップ』を通じて、キャッチコピーやロゴマークも新たに制定され、その過程でも市民の声が大切にされています。
市長は、登米市が持つ母のような「食べさせる力」や「養う力」をキャッチコピーに込めたと語り、地域のつながりや絆が作品を通じて感じ取れると語ります。
まとめ
「Go! Hatto 登米無双」は、登米市の魅力を多くの人に知ってもらうための重要なプロジェクトです。アクション性と地域の伝統が融合したこの動画は、登米市民だけでなく、全国の皆さんにも楽しんでいただける内容となっています。これからも、登米市の「はっと」を広め、地域を守る取り組みが続いていくことを期待しています。
詳しい情報は、
公式ウェブサイトをご覧ください。動画は
こちらから視聴できます。