初心者向け食育体験
2025-08-01 10:31:22

規格外のとうもろこしを用いた食育プログラムが初実施されました

規格外とうもろこしを活かした食育プログラム



オイシックス・ラ・大地株式会社が提供する「すくすくOisix」が、2025年7月25日に神奈川県茅ヶ崎市のぽとふ保育園で、夏の猛暑によって影響を受けた規格外のとうもろこしを利用した特別な食育プログラムを実施しました。このプログラムは、野菜のむだをなくすことを目的としており、実際に子どもたちに旬の食材を知ってもらう機会を提供しました。

食育プログラムの狙い



食育プログラムは、子どもたちが食材の生産過程や野菜の大切さを学ぶことを重視しています。特に、猛暑の影響で生育が遅れたとうもろこしが規格外として流通しづらい現状を踏まえ、このプログラムは環境問題や食育の重要性を伝える新しい試みです。子どもたちが規格外であっても美味しいとうもろこしを通じて、捨ててしまうのではなく、楽しむことができることを体感します。

プログラム当日の活動内容



当日は、年少から年長の16名の園児が参加。まず、保育士の先生がとうもろこしの育成過程を知らせるために、紙芝居を利用して園児たちに説明を行いました。子どもたちは、畑でのとうもろこしの成り立ちや、その土地で実際に作られている様子を学びました。

次に、オイシックスの青果バイヤーが、正規品と規格外のとうもろこしを見せ、実際にその違いを観察しました。子どもたちは、規格外のとうもろこしに見られる特徴、例えば未熟果や形状不良などの理由を学び、実際に触れる中で理解を深めました。

その後、子どもたちは畑から送り届けられたとうもろこしをもいで、皮を剥いて、新鮮な実を味わいました。もぎたてのとうもろこしは香りが良く、子どもたちは喜んでその味を楽しむ姿が印象的でした。この日の給食にはとうもろこしごはんが提供され、園児たちも食べることに喜びを感じている様子でした。

食育プログラムに込めた想い



このプログラムを通じて、オイシックスは保育施設での食育を一層充実させ、規格外の食材が持つ価値を子どもたちに伝えていきたいと考えています。食べ物に対する理解を深めることで、未来世代が無駄を省き、大切にする心を育むことができると信じています。

なぜ規格外の野菜が問題になるのか



実は、今年のとうもろこしは例年にない厳しい状況にあります。育成シーズン初期には困難があり、畑でのロスが約30%に達しました。後半には虫害などが影響し、実に十分な成長が認められないケースが増え、結果的に多くのとうもろこしが規格外として扱われることに。これにより市場では高値になり、消費者に影響を及ぼしています。

農産部長である佐藤由梨氏によると、短い梅雨と急な高温が干ばつを引き起こし、生育に必要な水分が不足した結果だそうです。 このように、今年の天候が作柄に深刻な影響を与えていることがわかります。

今後の展望



オイシックスは、食育プログラムを通じて規格外野菜の活用がもっと一般に浸透するよう努めていきます。家庭でも食べ物を無駄にせず、子どもたちが自分たちで考える力を養うためのプログラムを継続的に展開予定です。これからも、持続可能な食文化の形成に寄与し、安心・安全な食材の提供に向けた取り組みを進めていきます。


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会社情報

会社名
オイシックス・ラ・大地株式会社
住所
東京都品川区大崎1-11-2ゲートシティ大崎イーストタワー5F
電話番号
050-5305-0549

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