EIZO株式会社がCDPの気候変動評価で最高評価を獲得
EIZO株式会社は、国際的な環境非営利団体CDPが実施する評価制度において、2023年度の成果として気候変動の分野で最高の「A」を3年連続で獲得しました。これは、全世界で24,000社以上の企業がスコアリングの対象となる中での成果であり、EIZOの環境への配慮と持続可能な取り組みが高く評価されたことを示しています。
CDP評価の背景
CDPの気候変動分野に対する評価は、企業のガバナンスや事業戦略、リスクと機会の特定、自社の環境パフォーマンスなど、およそ100を超える設問によって構成されています。評価のスコアは「A」から「D-」までの8段階で分類され、情報開示が十分でない企業には「F」評価が付与されます。EIZOは、こうした厳密な査定を経て、「A」の評価を維持しています。
EIZOの持続可能な取り組み
EIZOは「映像を通じて豊かな未来社会を実現する」という企業理念を掲げ、環境に配慮した製品開発から事業活動全般にかけて、持続可能性を重視しています。企業の基盤となるマテリアリティの一つが気候変動への対応であり、これはEIZOの戦略の根幹です。
具体的な取り組みとしては、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の提言に従った情報開示の実施や、GHG(温室効果ガス)排出削減目標としてSBT(Science Based Targets)認定を取得しています。さらに、2023年5月には2040年までにNet Zeroを達成するための「低炭素移行計画」を策定し、環境対策に一層の加速を図っています。
今後の展望
今回のCDP評価を受け、EIZOは引き続き環境保護に貢献すべく努力を続ける所存です。企業としての責任を果たしつつ、脱炭素社会の実現を目指して、さらなる革新を追求していくことでしょう。これからのEIZOの活動に注目が集まります。
CDPについて
CDPは、企業や自治体の環境情報開示のためのグローバルなプラットフォームを提供する国際的な非営利団体です。CDPの質問書はTCFDやIFRS S2に則っており、持続可能で回復力のあるNet Zero社会を目指すための投資や購買判断において重要な指標として機能しています。
詳細はCDPの
グローバルウェブサイトをご覧ください。