SAS制服、17年ぶり刷新
2016-10-18 11:00:22

SAS、17年ぶり制服刷新!スタイリッシュな新デザインでブランドイメージ向上

SAS、17年ぶりの制服刷新でブランドイメージを刷新



スカンジナビア航空(SAS)が、17年ぶりに制服デザインを刷新しました。2016年10月18日より、キャビンクルー、パイロット、グランドスタッフなど、8000人もの従業員が新しい制服を着用開始しました。

今回の制服デザインは、スウェーデンのデザインファームTed BernhardtzとSASのブランディングチームが共同で手がけました。モダンでスタイリッシュなスカンジナビアンデザインが特徴で、SASのコーポレートアイデンティティである「ブルー・オン・ブルー」を基調としています。

近年、ロゴやテキスト、色使いなど、ビジュアルブランディングに力を入れているSASにとって、今回の制服刷新は重要な取り組みの一つと言えるでしょう。

個性的なデザインで知られるアパレルブランドとのコラボ

SASは、他社と差別化を図り、一目見ただけでSASの制服だと分かるデザインを目指しました。そのため、個性的なデザインで定評のあるアパレルブランド、AMA AWEのスウェーデン人デザイナー、Amandah Andersson氏を起用。Andersson氏がデザインしたスカーフは、上空から見たSASの航空機をモチーフに、ブルー・オン・ブルーをベースに「SAS」のグラフィックが浮かび上がる、洗練されたデザインとなっています。

Andersson氏は、「当初はSASのブランドイメージと私のデザイン表現の調和に苦労しましたが、最終的に素晴らしい作品を作り上げることができ、SASとのコラボレーションに感謝しています」とコメントしています。

着心地へのこだわりと1年半の改良期間

デザインだけでなく、着心地にも徹底的にこだわったSAS。クルーによるテスト着用などを経て、1年半もの歳月をかけて改良を重ねました。ポロシャツやポンチョなど、様々な形状のアイテムを用意し、クルーは個々の好みや天候に合わせて自由に組み合わせることができます。

キャビンクルーのマネージャーであるMargareta Vang氏は、「デザインと品質の両面でアップグレードされた制服は、印象的なデザインとコーポレートカラーの青を強調することで、お客様がSASの制服だとすぐにわかるものになりました。また、耐久性があり、シワになりにくい高品質な素材を使用しています。10月18日からの着用開始を心待ちにしています」と、新制服への期待を語っています。

伝統と革新を融合したSAS

1946年設立のスカンジナビア航空SASは、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー3国の出資により誕生した、ヨーロッパで最も歴史のある航空会社の一つです。高い定時運航率を誇り、現在では192カ国1175都市へ就航。ヨーロッパ、アジア、アメリカ大陸間のシームレスな乗り継ぎを実現し、最新のテクノロジーと洗練されたスカンジナビアンデザインの機内、定評のある機内食で最高のホスピタリティを提供しています。環境にも配慮し、グリーンフライトの導入など、持続可能な航空会社を目指しています。また、世界最大規模の航空連合であるスターアライアンスのメンバーでもあります。

今回の制服刷新は、伝統と革新を融合し、更なるブランドイメージ向上を目指すSASの取り組みの一端を示すものと言えるでしょう。

会社情報

会社名
スカンジナビア航空
住所
東京都港区芝公園3-1-13アーバン芝公園2階
電話番号
03-5425-8139

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