経済産業省主催の『ものづくり日本大賞』で特別賞を受賞
株式会社アーテックが、経済産業省が主催する『ものづくり日本大賞』で特別賞を受賞したことが発表されました。この賞は、日本のものづくりを支える優れた技術や製品を表彰するもので、アーテックの受賞内容は新たなロボット教育への取り組みにあります。
若年層に向けた新しいロボット教材
受賞対象となったのは、アーテックが開発したブロック型プログラミングロボット教材『アーテックロボ』です。この教材は、小学校低学年を対象に、子どもたちが独自のアイデアを生かしながら自由に組み立てることができる設計になっています。従来のロボット教材に比べて、はるかに取り組みやすく、手軽に楽しむことができます。
自由に組み立てられるブロック
『アーテックロボ』の特筆すべき点は、独自のブロック構造です。このブロックは、縦・横・斜めのすべての方向に接続が可能で、子どもたちは直感的にオリジナルロボットを組み立てることができます。基板やさまざまなパーツ(サーボモーター、DCモーター、センサーなど)をブロックに挿し込むだけで接続できるので、プログラミング未経験者でも容易に扱えます。
簡単にプログラミングできる環境
このロボット教材は、MITメディアラボが開発したプログラミング環境『Scratch』を基にしたオリジナルソフトウェアを採用しています。これにより、ユーザーはシンプルなインターフェースで直感的にロボットの動作制御プログラムを作成することができます。プログラミング初心者でも、スムーズに学びながら体験できる仕組みとなっています。
教育現場での活用
『アーテックロボ』は小学校、中学校、高校の教科単元に基づいた教員用指導書やカリキュラムが豊富に用意されており、全国の学校で採用されています。そのため、将来の技術者や発明家を育てるための重要なツールとして位置づけられています。また、塾やロボットプログラミング教室の運営も行っており、多様な学習に対応しています。
未来を見据えた取り組み
アーテックのこのロボット教材の開発は、2020年の小学校におけるプログラミング教育の必須化を念頭に置いたものであり、次世代人材の育成に向けた取り組みを強化しています。ハードとソフトの両面からのアプローチにより、第四次産業革命を推進する人材を育てるための環境を整備しています。
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この素晴らしい取り組みを通じて、未来の技術者が育つことを期待しています。