IPO準備をサポートする「はじめのIPO」のご紹介
「はじめのIPO(はじめのいっぽ)」は、株式会社アイスリーが開発した新しいウェブアプリケーションで、これからIPO(株式上場)を目指す企業の内部管理体制を構築するための強力なツールです。β版が最近リリースされ、多くの企業のIPO準備を支援することが期待されています。
「はじめのIPO」の誕生背景
「はじめのIPO」は、会社の代表が自身の事業会社でのIPO準備の過程で感じた課題を解決するために開発されました。当時、実務担当者として様々なストレスに直面し、「何をすればよいのか分からない」「やるべき優先順位が不明」といった悩みを抱えていた彼の経験をもとに、より多くの人に実務をスムーズに進めてもらいたいとの思いが込められています。
IP(株式上場)を実現するためには、組織が強固なガバナンス体制を整え、規程や内部ルールを充実させることが不可欠です。特に、監査法人による監査や証券会社への公開引受支援が必要ですが、これらの専門的な支援を受けるためには、事前調査としてショートレビューが行われます。しかし、監査法人や証券会社は人材不足であり、多くの企業が事前調査を受けることが困難な状況にあるため、「はじめのIPO」はこのニーズに対応しています。
「はじめのIPO」が解決する課題
「はじめのIPO」は、IPO準備の実務担当者が抱える以下のような課題を解消することを目的としています。
- - 全体像を把握できない: IPO準備の全体像が見えず、何を始めて良いのか分からない。
- - タスクの明確化: やるべきことが多すぎて、優先順位を決めることができない。
- - 時間の浪費: 情報収集ばかりで進まないという状況を解消。
このような痛みを持つ担当者には、具体的なタスクの提示や優先順位を示すことにより、大幅な時間短縮が期待できます。
利用するメリット
「はじめのIPO」を利用することで得られる具体的なメリットをご紹介します。
1.
タスクの準備: IPOに必要な全てのタスクが整備されており、やることを一目で把握できます。
2.
進捗に応じたタスクの選定: 自社の進捗に合わせてタスクを選び、1つずつ解決していくことが可能です。
3.
一元管理: ファイル管理がタスクに紐づいているため、資料とタスクを効率良く管理できます。
4.
コミュニケーションの活性化: タスクに関連するチャットコミュニケーション機能により、過去の相談内容も簡単に参照と整理ができます。
β版と今後の展開
現在のβ版では、希望者には「はじめのIPO」の環境を提供しております。興味のある方は、サービスサイトからデモ依頼を行うことが可能です。正式版は2023年春のリリースを予定しており、より多くの機能や支援が期待されます。
会社情報
「はじめのIPO」は、株式会社アイスリーが提供しています。アイスリーという社名には「IPO」「IR」「INNOVATION」の頭文字が含まれ、株式上場支援を通じて企業の成長を後押しする姿勢が表れています。東京都中央区を拠点に、さまざまなIPO準備の支援やコンサルティングを行っています。
サービスサイト:
はじめのIPO
会社HP:
アイスリー株式会社
今後もIPOの準備を行う企業にとって、「はじめのIPO」が強力なサポートになることが期待されています。