次世代ブロックチェーン「GLS」が切り拓く未来
株式会社アーリーワークスが開発した独自のブロックチェーン技術である『Grid Ledger System(以下、GLS)』が、総額7千万円の資金調達を成功させ、注目を集めています。GLSは、AIやビッグデータ、IoT、量子コンピュータ、5Gなど、次世代の先端技術に対応した分散コンピューティングの統合管理システムとして位置づけられています。
GLSの特徴とメリット
GLSの最大の特徴は、従来のブロックチェーンが抱えるボトルネックを解消することで実現した高速処理です。安価なデータベースでは得られなかった高い改ざん耐性やゼロダウンタイム、トレーサビリティの特性を備え、より使いやすいデータベースとしての機能を提供します。
旧来のブロックチェーンでは、各ノードが同じ作業を繰り返すことで非効率が生じていましたが、GLSではノードを役割ごとに三つのレイヤーに分けることで、プロセスを最適化しています。この階層型構造により情報の伝達と処理が迅速化され、ビジネスの現場でも使える処理速度を実現しました。
DAGの導入によるさらなる進化
GLSは、特に革新的な「Directed Acyclic Graph」(通称DAG)という技術を採用している点でも注目されています。従来のブロックチェーンでは、トランザクションをブロックにまとめる必要があり、その結果として承認時間がかかっていました。DAGを用いることで、個別のトランザクション単体の承認が可能となり、承認時間が大幅に短縮されることでトランザクション処理速度も向上します。
様々な分野への展開可能性
GLSは、スピードとセキュリティの両立を果たし、トランザクションのファイナリティに関する課題を解決した次世代型ブロックチェーンと呼ぶにふさわしい技術です。アーリーワークスのこれまでの開発経験と専門知識を融合させており、宮大工のように精緻に構築されたハイブリッドなシステムが特徴です。
このGLSは、企業の重要なデータを保護し、ビジネスのスケールアップを支援する革新技術として、今後の成長が期待されています。アーリーワークスでは、さらなる成長に向けてエンジニアの積極的な採用を計画しており、これにより企業の理念である『ソリューションの進化』を加速させていきます。
会社情報
株式会社アーリーワークスは、2018年に設立され、東京都中央区日本橋小伝馬町に本社を構えています。代表の小林聖氏は、GLSの開発を通じて新たな価値創造を目指しています。興味を持った方は、公式サイト(
e-arly.works)からぜひご連絡ください。