ゼンメトリー、資金調達を完了
ゼンメトリーは、IT化が進む現代社会において失われつつある人間らしさを取り戻すことを目指すWebサービスです。このたび、プレシードラウンドで資金調達に成功したことを発表しました。これは、同社が持つ革新的なサービスの展開に向けた重要なステップです。
ゼンメトリーのサービスについて
ゼンメトリーは、メールやチャット、ワークスペースなどを統合的に管理できるプラットフォームを提供しています。これにより、複数のチャットアプリやメールでの混同を防ぎ、メッセージ処理の効率を高めることができます。企業や個人は効率よく情報を整理し、創造力を高める活動に時間を充てることができるのです。
企業の業務がIT化される中、多くの人が複数のアプリケーションを使いこなす必要が出てきています。調査によると、アメリカ企業でのアプリ利用数は2017年の17個から2020年には47個に増加しました。このような中で、ゼンメトリーは作業効率の低下を防ぎ、生産性を維持するための鍵となるでしょう。
課題の解決に向けた取り組み
ゼンメトリーは、50名を超えるユーザーからのフィードバックを集め、それを踏まえたユーザーテストを行うことで、サービスのベータ版を開発しました。このベータ版は、G's ACADEMY主催の「GLOBAL GEEK AUDITION」で賞を受賞するなど、高く評価されています。これにより、ゼンメトリーの取り組みが社会的な意義を持つことが明確になりました。
開発の背景
代表の長友好江は、IT企業での勤務経験を通じて、業務におけるメッセージ処理の煩雑さを日々感じてきました。そのため、ゼンメトリーの開発に取り組むことで、社員一人ひとりが本来の創造性や思考力を発揮できる環境の整備を進めています。長友は「この課題は私だけでなく、全世界が抱える問題です。この社会課題に挑むことにワクワクしています」と語ります。
投資家の期待
同社のサービスを支援するMIRAISEの岩田氏と布田氏は、現代における生産性の向上が必要不可欠であるとの認識を示しました。また、G's ACADEMYの児玉氏は、長友のリーダーシップと技術力を高く評価し、そのビジョンが人々の働き方を革新する可能性を秘めていると賛同しています。
創業メンバーの募集
ゼンメトリーは、今後の正式リリースに向けて、開発チームを強化するための創業メンバーを募集中です。この機会に参加し、革新的な働き方の実現を共に目指しましょう。興味がある方は、公式ウェブサイト(http://www.zenmetry.net/)をぜひご覧ください。
会社概要
このように、ゼンメトリーは現代の働き方における重要な課題を解決するために多くの工夫を凝らし、新しい時代の業務効率化を実現するために着実に歩を進めています。