未来の都市を体験!大阪・関西万博の新パビリオンが完成
2025年に開催される大阪・関西万博の注目すべき展示のひとつ、「未来の都市パビリオン」が完成しました。このパビリオンは、再生可能素材を使用したエクステリアを持ち、万博の中でも最大級の規模を誇ります。株式会社商船三井が協賛し、記念式典を通じてその魅力を披露しました。
未来の都市パビリオンとは?
この「未来の都市パビリオン」は、未来社会ショーケース事業の中核をなすもので、多くの企業や団体が協力して共同展示を行います。コンセプトは、「未来を見据えた都市の在り方」。水素技術をキーワードに、海運業が果たす役割や、持続可能な社会に向けたビジョンが描かれています。
体験型アトラクション「wind vision attraction」
特に注目されるのが、体験型アトラクション「wind vision attraction」です。来場者がうちわで風を送ることで、次世代のゼロエミッション船「ウインドハンター」の模型が反応し、実際に水素が製造されるシミュレーションを体験できます。模型の帆の動きやエンディングシーンの変化は、風量によって異なるため、来場者はゲーム感覚で楽しみながら学ぶことができます。また、体験で使用したオリジナルのうちわは記念品として持ち帰ることができ、思い出も残ります。
多彩な映像コンテンツ
また、パビリオン内では長さ7.5mの大型スクリーンで5つのテーマ映像が常時投影されます。「水素社会を創る」、「無限の風を活かす」、「ものづくりを繋ぐ」、「暮らしの価値を生む」、「未来を動かす」といったテーマごとにアニメーションや実写を活用した映像が展開され、来場者に海運業の新たな姿を魅力的に伝えます。これらのコンテンツは、何度でも訪れたくなるような新しい体験を提供することを目的にしています。
水素サプライチェーンの全貌
さらに、川崎重工業株式会社が展示する次世代モビリティとのコラボレーション映像もあり、「未来の水素サプライチェーン」をテーマにしたダイナミックな社会を表現しています。両者が協力し合うことで、未来の交通や社会の在り方に迫る内容が展開され、来場者だけでなく、業界全体にインスピレーションを与えるでしょう。
大阪・関西万博の基本情報
「未来の都市パビリオン」は、2025年4月13日から10月13日までの期間にわたり開催されます。出展エリアは、「フューチャーライフ万博・未来の都市」ゾーンで、ここに集まる多様な展示が万博を一層魅力的なものにすることでしょう。
株式会社商船三井は、「BLUE ACTION 2035」という経営計画において、環境戦略を重点的に進めており、2050年までにネットゼロ・エミッションを達成することを目指しています。これを通じて、人と社会、地球の持続可能な成長に貢献することを心掛けています。
未来の都市パビリオンでの新しい体験は、単に未来を感じるだけでなく、社会への新しいアプローチを考えるきっかけにもなるでしょう。大阪・関西万博での体験を通じて、私たち自身の未来を見つめ直してみませんか?