一般社団法人日本フードドクター食医学協会(JFD協会)が、6月4日、Google Japanの社員向けに特別な料理教室を開催しました。この教室は、食医学の知見を生かしつつ、参加者に美味しさも楽しんでもらうことをコンセプトにしています。
食医学とは?
JFD協会は、食医学を通じて健康と美を追求する団体です。この協会には、料理人や栄養士、医師、理学療法士などの専門家が集まり、食を通じた身体の作り方を学び、それを実践しています。20年以上にわたり「PODERHYSH KITCHEN」という料理教室を運営しており、多くの人に健康的な食習慣を提案しています。
実施された料理教室の内容
この日の料理教室では、「キャロットカレー」と「アボカドとケールのディップ」を作りました。これらのメニューは、栄養素の吸収が良く、消化にも優れていることを考慮して設計されています。
- - キャロットカレー:豊富な食物繊維と低GI、高プロテインを意識しており、野菜の甘味を生かしつつ、健康的なオイルを使用することでビタミンの吸収も促進。ライトな味わいながら、肌に優しいカレーです。
- - アボカドとケールのディップ:焼き海苔を混ぜ込むことでビタミンB12を含有し、血液を作る効果もあるこのディップは、貧血や肌のトーンアップを狙った一品です。オリジナルなレシピで、女性には特に嬉しいメニューとなっています。
これらの料理は、腸内環境を整えることを目指し、代謝を上げる栄養素の組み合わせに配慮した内容です。参加者には、料理の楽しさを感じてもらいつつ、身体が食で変化することを体験してもらうことが重要の一つでした。
和の要素を取り入れた料理
特にこのレッスンでは、日本食材を取り入れることに意義がありました。例えば、ケールディップに使用される焼き海苔は、日本の食文化に根付いた食材です。見た目はユニークでも、和のエッセンスを織り交ぜたメニューが特徴で、ヘルシーさを引き立てます。
さらに、今後の展望として、JFD協会はブレインフードに活かせるレシピの開発に乗り出す予定です。食事によって仕事のパフォーマンスを高めるためのメニューを提案し、参加者の健康促進に力を入れています。
フードドクターメニューの意義
フードドクターメニューについては、おいしさと栄養をバランスよく提供することを重視しています。多くの人がこのメニューを試し、体調の変化を感じており、特にアスリートからも支持を得ています。JFD協会は、料理人や栄養士、医療従事者が共同で考案したレシピを採用し、皆が満足できる食事を提案しています。
継続的な学びの提供
JFD協会は、今年4月から定期レシピ動画コースもスタートしました。料理教室に行くことが難しい方でも、食での体質改善や健康管理を容易に学べるようにする目的です。動画では、分かりやすく作り方と栄養学を学ぶことができるため、多くの人がこの機会を利用しています。
今後さらに、JFD協会の活動を通じて食医学の魅力を広げていくことが期待されています。公式サイトやInstagramを通じて最新情報を確認し、皆さんも健康的な食事の楽しさを体験してみてください。