岐阜県瑞穂市における「コドモン」導入の概要
2025年1月7日、株式会社コドモンが岐阜県瑞穂市の公立保育所7施設で同社のICTサービス「CoDMON」(以下コドモン)の本格導入を開始します。この取り組みは、保護者の利便性を向上させ、保育サービスの質を高め、また職員の業務負担を軽減することを目的としています。
「コドモン」の機能と導入効果
「コドモン」には、多岐にわたる便利な機能が搭載されています。まずは、以下の主な機能についてご紹介しましょう。
遅刻・欠席・お迎え・延長の連絡
保護者は、保護者用アプリを通じて遅刻や欠席などの連絡を簡単に園へ報告できます。これにより、電話をかける手間が省け、保護者と園の双方向のコミュニケーションが円滑になります。
お知らせ一斉配信機能
保護者への連絡は、あらかじめ登録したテンプレートから簡単に送信可能です。メールやスマホの通知機能を利用し、迅速に情報を届けることができます。
アンケート機能
出欠確認や意見収集を目的としたアンケートを保護者に配信でき、クラスごとに設定することも可能です。
資料室機能
必要な資料をアプリから簡単に検索・閲覧でき、効率的に情報を管理することができます。
連絡帳の電子化
子どもの様子をスマホアプリで報告し、家庭と園のコミュニケーションを促進します。
行事予定の管理
イベントや年間の行事予定を保護者に配信でき、カレンダー表示のカスタマイズも可能です。
園内連絡の効率化
保育士間の情報共有をスムーズにし、業務の効率化を図ることができます。
登降園管理機能
QRコードを使った登降園時刻の打刻により、業務の自動化を実現し、保護者と家族間の情報共有が可能です。
指導案・日誌作成
園で使用している帳票をデジタル化し、一貫性のある指導案の作成が可能とります。
保育ドキュメンテーション機能
活動記録を写真とコメントで残し、保育者、保護者、子ども間の対話を生み出す手法として注目されています。
業務DX化の推進
厚生労働省は保育現場でのICTの重要性を認識し、「保育士」の職業魅力向上に向けた検討を進めており、「コドモン」の導入はその一環です。このように、「コドモン」を通じて瑞穂市の保育所はデジタル化を進めると同時に、業務の効率化と質の向上を目指します。
コドモンの背景と会社概要
株式会社コドモンは、東京都港区に本社を置き、保育・教育施設向けのICTサービスを展開しています。同社の取組みは、全国的なデジタル化の流れに乗り、保育現場の負担を軽減し、より質の高い保育環境を提供することを目指しています。これからも「コドモン」は、子どもたちの成長を支えるための革新を続けていくでしょう。