ITインターンシップ新プログラム
2022-04-21 15:00:05

クレアニーズ、産学連携による学生向けITインターンシップを開始

クレアニーズ株式会社、実践的なITインターンシッププログラムを発表



クレアニーズ株式会社は、国内外の学術機関との連携に基づいて、IT分野での実践的なインターンシッププログラム「Project Based Internship Program(PBI)」を開始しました。この取り組みは、日本のIT業界における深刻な人材不足に対処するための新たな試みです。

PBIプログラムの特色と目的


PBIプログラムは、国籍を問わず見込みのある学生を対象に、実際の開発プロジェクトに参加できる機会を提供します。学生は日本に約1年間滞在し、日本の文化や生活習慣を学びながら、弊社の新潟支社にて実際のプロジェクトに関与します。このプログラムに参加することで、学生はリアルな開発現場での経験を積むだけでなく、履修単位も取得できます。

さらに、開発中の進捗やコミュニケーション内容は、今後の就職活動において公平な「能力評価資料」として活用され、企業側も学生のスキルを事前に確認することができるため、採用に関しての不安要素が軽減されます。また、開発成果物は顧客企業のシステムとして実際に利用されるため、企業にとってもメリットがあります。

日本のIT業界の現状と課題


日本のIT業界は1990年代から続く人材不足の問題を抱えています。経済産業省の予測によれば、2030年には最大79万人のIT人材が不足するとのこと。IT技術の需要が高まる中、国内の人材供給の低下がその状況に拍車をかけています。このため、IT企業は多様なバックグラウンドを持つ外国人技術者の採用を益々求めるようになっていますが、雇用後にさまざまな課題が生じることも事実です。

特に、日本語スキルやビジネスマナーの教育、職場文化への適応が必要であり、これらの教育に企業側が多大なリソースを割かないといけない場合があります。そんな中、クレアニーズは、外国人技術者を企業に紹介するだけでなく、必要な知識やスキルを持つ人材を早期から育成し、適応能力を高めることを目的としています。

PBIプログラムの利点


この新しいインターンシッププログラムによって、企業は以下のようなメリットを享受できます。
1. 採用関連経費の削減: 各企業が個別にインターンシップを運営するのではなく、クレアニーズが一括で実施することで、経費の削減が期待できる。
2. 事前のスキル評価が可能: インターンシップを通じて学生の技術スキルや社会人基礎力を評価することで、適性の高い人材を見極めることができる。
3. プロジェクトの課題解決: 提供された開発課題をインターン生が取り組むことで、企業側も自社の開発課題をローコストで解消することができる。
4. 外国人者の就業サポート: プログラム卒業生は企業に優先的に紹介され、就業ビザなどの手続きをクレアニーズがサポートします。

クレアニーズ株式会社とは


最後に、クレアニーズ株式会社はIoT、ERP、VRなど、幅広い技術領域におけるシステム開発を手がける企業です。特にIoT分野では、開発実績を持ち、海外のグループ会社との連携を通じてオフショア開発を行っています。これにより、コスト効率の高い開発環境を整え、さまざまなプロジェクトに対応できる体制を構築しています。

このインターンシッププログラムは、将来のIT業界を担う人材の育成に貢献するだけでなく、日本のIT業界全体の活性化にも寄与することでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。

会社情報

会社名
クレアニーズ株式会社
住所
東京都台東区元浅草2-6-4上野コアビル7階
電話番号
03-6284-2065

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