山形の魅力を東京で体感する「そば・グルメ」やまがた市
山形県山形市は、素晴らしいそばや地酒、漬物が自慢の地域です。その中でも、日本そばの消費では全国的に知られており、特に「日本そば」の消費額でも重要な位置にいます。2024年度の総務省の家計調査によると、山形市は外食の日本そば・うどん消費の調査で、うどんの強豪地、香川県高松市に次いで、第2位を獲得しています。ですが、もし「日本そば」と「うどん」を分けて集計すれば、山形市がそのカテゴリーで断然の日本一となる可能性があると言えるでしょう。
令和6年7月には、山形市長と山形麺類食堂協同組合が総務省に要望書を提出し、そばとぶつからないように集計分けを求める動きもありました。山形市の名物料理は、地元のこだわりが詰まったそばです。
山形市のそばの魅力
山形市では、そばに関する情熱や技術によって、年間を通じて様々な種類のそばを楽しむことができます。特に代表的な「板そば」や、細くて白い「更科そば」、山菜をトッピングした「山菜そば」、そして親鳥の肉を使った「冷たい肉そば」など、多彩なスタイルが魅力です。
さらに、江戸時代に将軍家に献上された「寒ざらしそば」や、160年以上の歴史を持つ「天保そば」など、特別な背景があるそばも存在します。山形市では季節ごとに新鮮なそばが楽しめ、10月下旬から11月にかけて一般的な新そばが、夏には「夏新そば」が、また桜の頃には「寒ざらしそば」が食べごろとなります。
今回のイベントでは、「山めん寒ざらしそば」と「天保そば」という数量限定の貴重なそばも並べられます。
山形のそば暦
- - 1月: 寒ざらしそば浸水式
- - 2月: 水揚げ
- - 3月: 寒風さらし
- - 4月: 寒ざらしそば食べごろ
- - 5月: 夏新そばの種まき
- - 8月: 夏新そば発売
- - 10月: 秋新そば刈り取り
- - 12月: 年越しそば
緊急情報!「そば・グルメ」やまがた市が開催
山形市は、美味しいそばが集まる地域としての認識を強め、消費拡大を目指しています。その第一歩として、2025年3月に「そば・グルメ」やまがた市を開催します。このイベントでは、山形の特産品や絶品の地酒、漬物などと共に、蕎麦の魅力を東京の皆さんに直接体験していただけます。
開催概要
- 2025年3月14日(金)11:30-19:00
- 2025年3月15日(土)11:00-18:00
- 2025年3月16日(日)11:00-16:00
- - 会場: KITTE地下1階 東京シティアイパフォーマンスゾーン
- - 販売内容: そば(乾麺)、地酒、漬物、そばつゆセットなど、非常に貴重な「山めん寒ざらしそば」も先行販売されます。
出店者情報
- - 合資会社酒井製麺所
- - 城北麵工株式会社
- - 山形県酒類卸株式会社
- - 株式会社山形県観光物産会館(ぐっと山形)
また、東京に居ながらにして、山形の酒文化を楽しめる試飲販売も行われます。
終わりに
山形市の美味しいそばと地酒が東京で味わえるこの貴重な機会をお見逃しなく。ぜひお友達やご家族と共に訪れて、山形の豊かな食文化を体験してください。