株式会社ジェイキャスエアウェイズ、吉田守一氏をCSOに迎える
株式会社ジェイキャスエアウェイズは、経営体制の強化に向けて、2025年5月1日付で吉田守一(よしだ しゅいち)氏を取締役CSO(Chief Strategy Officer)として迎えることを発表しました。吉田氏は、日本政策投資銀行(DBJ)で豊富な経験を有し、地域の活性化に貢献してきた実力派の経営者です。彼の参画は、同社の「移動と出会いに自由の翼を。」というビジョンを一層具体化する重要なステップとなります。
吉田氏は、DBJでの約30年のキャリアの中で、融資や投資、営業戦略、イノベーション推進に加え、地域マネジメントにおいても多大な実績を上げてきました。近年、富山県庁においては、公民連携の推進に向けた取り組みに関わり、民と官をつなぐ知見と実行力を発揮してきました。このような経歴を持つ彼を新たにCSOに迎え入れることで、ジェイキャスエアウェイズの事業拡大を図る狙いです。
吉田守一氏のコメント
就任にあたり、吉田氏は「新たな挑戦に臨むことを誇りに思います」と語り、これまでのキャリアがいかに新しい職務に活かされるかを強調しました。特に彼は、富山県への強い思いを持ち、地域の活性化に向けたプロジェクトを支援することを目指しています。「航空事業は単なる交通手段の提供に留まらず、地域に希望をもたらし、新たな未来を共に創るための結節点である」と確信しています。彼は取締役CSOとして、経営戦略の策定及び地域との強固な信頼関係の構築に尽力する意向を示しました。
吉田守一氏のプロフィール
吉田氏は1972年8月に富山県小矢部市で生まれ、早稲田大学政治経済学部を卒業後、1995年に日本開発銀行(現・DBJ)に入行しました。彼は、同社でさまざまな役職を歴任し、特に富山事務所長を務めた経験も持ちます。歴任の役職には、東海支店課長、企業金融第1部課長などが含まれ、業務の幅広い知識と経験を培ってきました。
2022年、初の公民連携推進監として富山県庁に出向し、地域と民間を繋ぐ取り組みを強化しました。この他にも、「県政エグゼクティブアドバイザー」などの重要な役職を担うなど、地域創生の実務に尽力してきました。2025年5月より、彼はジェイキャスエアウェイズの取締役CSOとして新たな挑戦に挑むことになります。
会社概要
株式会社ジェイキャスエアウェイズは2023年6月21日に設立され、本社を大阪府大阪市に置いています。代表取締役には白根清司氏と梅本祐紀氏が名を連ねています。同社は、全国に数カ所のオフィスを展開し、航空事業を通じて地域と世界を結ぶ新たなサービスを提供することを目指しています。彼の就任を受け、今後さらなる成長を期待されている同社に注目が集まります。