KINUGASA Redesign Projectが始動
2024年4月21日、京都市中京区にある北野天満宮・紅梅殿で行われた記念セレモニーにて、立命館大学が新たに「KINUGASA Redesign Project」を発表しました。このプロジェクトは、衣笠エリアを再び世界に向けて発信し、アートの都へと発展させることを目指しています。
セレモニーの内容
セレモニーでは、立命館大学の仲谷善雄総長が挨拶をし、立命館の創立125周年を迎えるにあたり、デザイン・アート学部の新設が背景にあることを強調しました。このプロジェクトは、地域と連携しながら衣笠の魅力を創出する3つの基盤ある取り組みから成り立っています。立命館大学がこのプロジェクトの中核を担う姿勢を表明しました。
続いて、小川さやか副総長が「KINUGASA ART VILLAGE FESTIVAL」についての詳細を発表しました。このアートイベントは、毎年6月の第一日曜日を「アートの日」と定め、衣笠を舞台にアートを発信することを目的としています。初回は2024年6月1日に開催され、様々なゲストを招いた多彩なプログラムを展開します。
KINUGASA ART VILLAGE FESTIVAL
「KINUGASA ART VILLAGE FESTIVAL」では、ヘラルボニーとのコラボレーションや、著名アーティストの対談といった企画が予定されています。また、世代を超えてアートの力を感じてもらう機会を作ることで、繋がりや交流を促進しようとしています。これに賛同する京都市副市長や仁和寺、大林實温氏からも、衣笠芸術村の復興に向けた期待が寄せられました。
セレモニーでは、書家の金澤翔子様が揮毫を行い、「飛翔」という言葉を贈りました。この言葉には、KINUGASAプロジェクトが地域と共存し、高く昇っていく様子への願いが込められています。
地域の協力と参加
このプロジェクトは、京都市や地元社寺、美術館など多くの協力企業や団体との連携を深めています。参加団体には、北野天満宮、金閣寺、仁和寺などが名を連ね、多様な文化と歴史を背景にした新しいアートの形が創造されることでしょう。
最後に
KINUGASA Redesign Projectは、地域の魅力を再発見し、国内外に向けて広めるための重要な取り組みです。アートを通じた新しい縁や交流の場が生まれることを期待し、多くの方々の参加をお待ちしています。