スマート農業スクール
2024-02-26 09:00:01
愛媛県初のスマート農業ドローンスクールが開校!未来の農業を切り拓く新たな挑戦
愛媛県初のスマート農業ドローンスクール
愛媛県八幡浜市で、農業生産法人株式会社ミヤモトオレンジガーデンが2024年2月に国内初となる「スマート農業ドローンスクール」を開校しました。この施設は、みかんや柑橘類の生産・加工・販売を行っている農業法人によるもので、農業ドローンの操作技術を実践的に学べる場として注目されています。
農業ドローン教習の新たなカリキュラム
このドローンスクールでは、ドローン国家資格と農業ドローン技能認定に向けて、多様なカリキュラムが用意されています。特に注目すべきポイントは、みかん栽培に特化した「柑橘農業ドローンコース」と、請負散布に必要なスキルを習得できる「柑橘農業ドローンプロコース」です。こうしたカリキュラムは、現場での実践に基づいており、即戦力となる技術を身につけることができます。
農業の現状とドローンの必要性
現代の農業界が直面する重要な課題は、人手不足と耕作放棄地の増加です。少子高齢化が進む中、地方の産業を支える人材が少なくなっています。また、急傾斜地での作業は特に農家に高い負担を強いるため、これらの問題を解決するためには最新技術が求められています。そこで、農業ドローンの活用が注目されており、スマート農業ドローンスクールはその育成の一環として位置づけられています。
実践重視の教育とその特長
1. 経験豊富な講師陣による指導
ドローンド教習は、実績豊富な農業事業者が講師として指導します。実際の農場でのドローン操作の経験があるため、現場に役立つ知識と技術を直接伝授することが可能です。
2. 実際の農場での訓練
ドローンの操作訓練は、ミヤモトオレンジガーデン保有の自社農地で行います。実際の傾斜地での体験を通じて、他の教習所では得られない貴重な操縦スキルを習得できます。
3. 徹底したサポート体制
農業法人である同社は、ドローン操縦の技術指導だけでなく、農薬・肥料に関するアドバイスや補助金申請の手助けも行います。修了後はドローンの購入やメンテナンスのサポートも行い、持続的な関係づくりを目指しています。
持続可能な農業の実現に向けて
ドローンの活用により、農業の生産性を大幅に向上させることが期待されています。農業ドローン教習だけでは、実際の農場での操縦が少ない現状もあり、実践的なノウハウが求められています。ミヤモトオレンジガーデンは、これまでの経験を活かし、新たな人材育成を進めることで、地域の農業基盤の強化を図りたいと考えています。さらに、修了生限定のコミュニティや仕事の紹介など、アフターサポートも充実させる予定です。
ミヤモトオレンジガーデンについて
29014;アグリビジネスの分野で国際認証を受けているミヤモトオレンジガーデンは、今後も地域の農業の発展に貢献するため活動を続けます。自社の農地でのドローン利用が普及することで、全国に示すべき新たな農業モデルを構築していくでしょう。
会社情報
- 会社名
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農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン
- 住所
- 八幡浜市産業通2-20
- 電話番号
-
0894-21-3123