北海道産小麦を使用した新たな商品「haru_koi 100 black」
小田象製粉株式会社は、北海道産小麦「春よ恋」を100%使用した新商品「haru_koi 100 black」を2023年2月18日に発売しました。この製品は、近年のパンブームやSNSの普及によって変化するベーカリー市場のニーズに応えるべく開発されたものです。特に、ヨーロッパのT65小麦粉の特徴を取り入れたハード系パン用の粉として、国産小麦を使った新しい風味を追求しています。
発売の背景
近年、情報通信が進展し、消費者が新たな食のトレンドを求める中で、ベーカリー業界もその波に乗り、伝統的なヨーロッパのパンスタイルを取り入れる流れが加速しています。中でも、粉の灰分値が高いことから、深い風味を持つT65小麦粉への関心が高まっています。しかし、輸入小麦粉の供給に不安を感じる声もある中で、日本人の口に合う質の高いパンを作るために、国内の小麦粉に注目が集まっています。これによって、小田象製粉は「haru_koi 100 black」を開発し、消費者の期待に答えることを目指しています。
「haru_koi 100 black」の特徴
「haru_koi 100 black」は、使用する小麦粉に北海道産の「春よ恋」を100%使用。この商品は、特に少ないイースト量で長時間発酵が可能で、バゲットにおいてその特徴が顕著に表れます。風味豊かで、噛むほどに深い味わいを楽しむことができるのが特長です。また、他の小麦粉ともブレンドしやすく、様々な用途に応じた二次加工も可能です。
haru_koi 100シリーズについて
「haru_koi 100シリーズ」は、2022年にスタートした製品ラインで、「haru_koi 100 white」と「haru_koi 100 red」が既に登場しています。「haru_koi 100 white」は白い色調で高い吸水性を持ち、高級食パンに適した製品です。一方、「haru_koi 100 red」は、表皮に近い部分も含むロング挽き小麦粉として香ばしさが魅力です。これらの製品に続き、「haru_koi 100 black」は新たな選択肢を消費者に提供します。
2025モバックショウ出展予定
さらに、2025年2月にインテックス大阪で開催される「2025モバックショウ」においても、これらの製品が展示される予定です。このイベントでは、「haru_koi 100 black」の他にも、創業100周年を記念した「CRONOS」や、ユニークな特性を持つ「yume_power 100」「秋がキタぞぅ」もお披露目されます。小田象製粉のブースでは、様々な国産小麦粉が紹介され、消費者のニーズに合わせた提案が行われます。皆さんもぜひ足を運んで、その魅力を体感してください。
会社概要
本社は岡山県倉敷市に位置し、東京、大阪、広島に営業所を展開しています。詳細は公式ウェブサイト(
小田象製粉)を訪れてみてください。新たな製品がもたらす可能性に期待が高まります。